南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

誕生日なので、オトーサンがシュークリームを作って進ぜようではないか(ふくらむコツなど)

えー、誕生日なのはワタシです、はい。昨日のことだけど。

家人の誕生日は先月で、その時にケーキかシュークリームを作ってあげようかなぁ・・なんて考えていたのだけれど、体調がイマイチで。で、昨日、ハタと自分の誕生日であることに気が付き、家人のお祝いも含めてシュークリームを作ろう!ってなことになったのである。

ちなみに、シュークリームは今回で3年ぶり3回目・・くらいかな。いつもはイチゴを入れるんだけれど、今回はクリームにオレンジピューレを使おう・・と思ったら近くのスーパーに売って無かったので、生クリームを甘さ控えめで作って、オレンジマーマレードを混ぜてみた。

材料

こんな感じ。この時点で、やっぱりマーマレードはマズイよなぁ・・と思い始めた。どうみても甘そう。だが、揃えてしまったのでこれで作ってみる。とりあえずシューの材料はこれ。

  • 薄力粉:60g
  • 無塩バター:60g
  • 水:100cc
  • 卵:3個
  • 塩:ひとつまみ

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まずはシュー生地を作る

そんなに難しくはないけれど、膨らませるのにはコツがある。これは1度失敗してから分かったことだ。

  • それぞれの分量はキチンと量ること
  • バターと水と塩を沸騰させてから一気に小麦粉を入れるが、この時に中火でシッカリと混ぜ、生地がシッカリと膜状になるまでこねる(ここが膨らむポイント)
  • 卵の量で生地の柔らかさを加減すること
  • 卵を混ぜるのは手早くやること

これだけ。個人的な経験として、この中火で小麦粉と混ぜる時に一気にしっかりと混ぜないと膨らまない。まあ、こんな感じで。 

 

薄力粉を中火で手早く混ぜること。これで膨らむかどうかが決まると言って良いと思う。シロウトだけど。

それが終わったら火から下ろして、今度は卵を混ぜる。用意したのは3個だけれど、あまり柔らかくなるようなら残しても良い。大きめの卵なら小麦粉が80gくらい。今回は60gで作ったので、中くらいの大きさの卵を3個使ってみた。 

生地を焼く

ここで忘れ物が一つ。生地を絞り出す道具を買ってくるのを忘れた・・。(´Д`)

今更買いに行くことも無理なので、キッチン用ビニール袋に詰めて穴を開け、そこから絞り出した。当然、形がイビツなのでスプーンで形を整える。ただ、これだとどうしても焼き上がりが綺麗に丸くならない。それから、生地の形を整えたら、真ん中を水を付けた指で押し、爪楊枝や竹串のようなもので線をいくつか入れておく。そうすると、シュークリーム独特の焼き上がりの形状になる。

  • アルミホイルに薄くバターを塗って生地を絞り出す
  • 真ん中を水を付けた指で押す
  • 竹串や爪楊枝で線を入れる 

ウチのオーブンには「シュー」という自動メニューがあるのでこれを使う。通常なら、この前に霧吹きで水をかけ、余熱ありで190℃、30分前後。温度を変化させたり焼き上がりの時間を調整することでシューの固さを変えることができる。

生クリームを作る

で、その間に生クリームを作る。通常なら電動泡立て器を使うんだけれど、ちゃんとした生クリームはホイップし過ぎると固まらないことがある。これで一度失敗した。今日はちゃんと手でホイップ。大体10分くらいで固まる。コツは、しっかりと氷でボールを冷やしながら混ぜること。そうしないといつまで経っても固まらない。

で、冒頭に書いたように、今回は生クリームにオレンジマーマレードを加えてみた。ちょっと味見してみたが・・甘い。(´Д`)

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個人的に甘いのが苦手であるのも確かなんだけど、甘さ控えめで作った生クリームでも甘い。やっぱりオレンジピューレの方が良いのね。 

生クリームを詰める

で、作った生クリームを詰める。通常は注射器?みたいな注入器があると便利なんだけど、男所帯のウチにはそんなものは無いのでシューを半分に切って生クリームを詰めた。中にイチゴとか入れるとなかなか美味い。 アイディア次第で色々と入れても良い。ちなみにカスタードクリームは僕が好きじゃないので入れない。(^_^;)

シュガーパウダーを振って完成

ここまででも良いのだけれど、ちょっと見た目を凝るためにシュガーパウダーを振ってみた。実際に甘味はそんなに無いのだけれど、見た目が「らしく」なる。

で、下が完成品。今回の材料で、大体12個のシュークリームができる。まあ、その辺は大きさを色々と調整してみても良いかな。 下の写真は、絞り器が無かったので変な膨らみ方をしたのがあったので、それをくっつけてみた。なので微妙に形が丸くないのが残念。やっぱり道具は大切だね。まあ、味には関係ないんだけど。(^_^;)

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反省会

料理は基本的に「材料」と「レシピ」と「道具」があれば何でもできると思う。後はそれに繰り返しで得たコツとアイディア。実際、そんなに難しくはない。こういうと異議が出るが、個人的にはプラモデルとかプログラミングとか何でも同じなんだと思う。問題は、繰り返すことと、アイディアを創出するための「想い」だ。そこが「愛情」なんだろうなぁ・・と思うのであった。