最初に結論から書こう。
- 音楽ファイルをSDカードにコピーした時点で「._」で始まる隠しファイルが自動的に作られる
- 隠しファイルをFinderで表示させる設定にしていても、Finderからはこのファイルは表示されない(ターミナルでしか表示されない)
ということだった。うーん、こういう現象って知らなかった。Macでリムーバルディスクにファイルをコピーすると隠しファイルが自動的に作成される。これは、Finderで隠しファイルを表示させるコマンドを叩いていても。ちなみにそのコマンドはご存じのことと思うが一応紹介しておく。もちろんターミナルからの入力。
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
killall Finder
で、この状態でSDカードのフォルダーを見てみても・・。
ここに隠しファイルは表示されない。だが、ターミナルで見ると・・。
なんと。SDカードにコピーした時点で、シッカリと隠しファイルができてるじゃないか!この「_(アンダーバー)」が影響しているのだろうか?うーん、これは知らなかった。とりあえずターミナルから「rm .*」で削除してみる。
見事に消えた・・ここしばらく悩んでいたのは何だったんだ・・。というか、そもそもSDカードをマウントした状態で、Finderだけで確認しないでターミナルでも確認すべきだった。
さて、それでは確認試験。フォルダは「Fun」がそうだ。iPhoneが写ってるが気にしないで。(^_^;)
でフォルダを選択して音楽の一覧表示。当然、不要なファイルは消えてる。
再生してみると、ちゃんとタグも表示される。やっと問題の特定ができたわけだ。
ちなみに、楽ナビはナビ中にも小ウインドウで再生情報が表示できる。こちらもOK。
もうね・・どうしてそこに思い至らなかったのか・・本当に間抜けというか。(´Д`)
で、フォルダ毎にイチイチターミナルで削除するのは面倒だ。Automaterでスクリプトを書こうとしたら既にツールがあったので紹介しておこう。僕はとりあえずこれを使ってみた。これでSDカード内に階層化されたファイルの隠しファイルが一気に消せる。
RemovableDiskCleaner
まあ、相変わらず仕様としてm3uに対応してないとかはあるけれど、これで一応解決した。現状は、良く聴くアーティスト/アルバム毎のフォルダと、プレイリストが使えないので個別のファイルを入れたフォルダーのコピーはダブることになる。まあ、最近は大容量のSDカードもあるので今のところ問題にはならないが。
参考までに、以前のエントリーも載せておく。
やっとこれでSDカードがまともに使えるようになった。容量の関係から考えてもSDカードで運用するのが一番楽だ。ということで様々な実験の末にたどり着いたのであった。