南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

ホコリはどこからくるのか?ダニの影響は?

なんか最近「○○死ね」みたいな話題があって。コトの善悪、それによっての反響やネットでの伝搬なんかをとりあえず無視した上で書くけれど、正直なところそういう類いの言葉をおおやけやそれに近い場所で平気で使えてしまうことに嫌悪感を感じる。結果的にそれが良い方向に進んでもである。作為的に使う場合も最近は多い。

でもだ。言葉は呪いなのである。そういう言葉を平気で使える人間とは知り合いになりたいと思わない。言い回しも含めてもっと効果的な方法を使って欲しいものだと思う。

 ホコリはどこからくるのか?

さてさて。昨日はアレルギーの話しをしつつ、本日も先ほどお掃除タイムを追えたところ。花粉症の時期であることも関係するが、そもそも僕はアレルゲン検査の時に「ハウスダスト」によるアレルギーが強いことが分かっている。ホコリが少ないことに過ぎたことはない。

通常言われることは以下かな。

  • 繊維から出るもの(服、カーペット、クッション、布団等)
  • 紙から出るもの(本、新聞等)
  • 外から人間が衣服等で持ち込むもの
  • ペットや人間から出るもの(毛髪、古い皮質等)
  • 換気によるもの

これはどこのサイトを見ても書いてあることだ。ただ、2009年に面白いことが発表されてもいる。

gigazine.net

これが日本にも、ひいては個々の家庭レベルでも同じことが言えるかどうかは別として興味深いことでもある。まあ、極論すれば服やカーペットなどのものは全て「屋外」を経由してくるから・・という屁理屈も成り立つのだけれど。

このことから考えると、「掃除の時には換気をよくして下さい」が崩れることになる。まあ、「状況による」と書けばなんでもアリなんだが、換気は主に部屋の湿度を下げることと考えた方が良いかも知れない。それなら理解できる。それに部屋の空気はどうしても淀む感じがするので、ある程度の換気は必要なのは事実だろうね。

 ホコリを減らすには?

まず上記から考えると、ホコリの原因となるものを極力減らすことがある。それはそっくり裏返しにすれば良いだろう。

  • 繊維質のもを減らす、または洗濯などの頻度を増やす
  • 紙はできる限り使わない、古いものは電子化する
  • 紙はできる限り密閉したケースに保管する
  • 外出後は入り口で良くホコリを落とす
  • ペットのブラッシング、人間も毎日しっかりとシャワーなどを浴びる
  • 換気はフィルターを通すこと
  • 掃除はマメに行う
  • 空気清浄機を併用する

まあ、こうやって書いていて思うのは、密閉できるものはできる限り密閉空間に押し込み、洗えるものは良く洗い、掃除洗濯はマメにすることに尽きる。モノが多い家はホコリも多いが、ある程度入れ物に入れてしまえばそこにホコリが溜まり難くなるわけだ。

例えばオーディオラック。ウチのはボックスになっておらず「棚型」なのだが、これをボックスにするだけで掃除の手間が随分減るのは分かってる。逆にオーディオは熱の籠もりも心配にもなるのだが。

matome.naver.jp

 ホコリとダニの関係

ホコリとダニの関係についても触れてみよう。下記のサイトが参考になると思う。

www.aims-e.com

なんと、ホコリ1g中に1,000匹!他にもカビやら細菌やらがうようよ。まあ、これは以前から言われていることだから珍しくもないけれど、こうやって数値で見ると健康被害も無視できないことが良く分かる。

 

では、ダニがどんな病気を引き起こすかをもう少し詳しく書いたサイト。

style.nikkei.com

ダニを育ちにくくする

つまり、ホコリを減らすことがまず第一であることが分かる。それと同時にダニが生きる環境を減らす対策も必要だ。それは温度と湿度の管理もある。ダニを減らす方法を考えてみる。

  • エアコンや除湿/加湿器を使ってダニが育ちづらい環境を作る
  • 布団乾燥器などでダニを駆除
  • 空気清浄機のOHラジカルを利用する(プラズマクラスター、ナノイー、高速ストリーマー等)

最後のOHラジカルについては健康被害についての疑義もあるし、長時間存在できないものでもあるので効果はかなり疑問。具体的なデータが無いか探してみたけれど実環境に見合った適切なものが無い。また、掃除機騒ぎの際にプラズマクラスターの性能も否定されてしまったような感がある。記事にはそんなことは書いてないのだが。

もっと調べたいところだけれど、とりあえず空気清浄機に搭載されている各種機能については以下のサイトが読みやすいと思う。まあ、この辺の機能を考慮しなくても充分空気清浄の恩恵は充分ある。

www.rentio.jp

特許登録もあるので一応。色々と疑問のある方はこれを読んでみると良いと思う。

殺菌方法、イオン発生装置及び空気調節装置

http://homepage2.nifty.com/akira/blog/Sharp_plasmacluster_patent_IPDL.pdf

 

 

ここで重要なのは、空気清浄機能として広さに見合った容量の機種を購入すること。これは経験則で絶対的なものだと思う。部屋の大きさに見合ったものを使わないと、本来の目的の大部分を使っていないのも同じことだからだ。OHラジカルについては、個人的意見として、現時点では近接での利用でないとあまり意味が無いように感じる。

おまけ

空気清浄機や掃除機については今までも書いたけど、家ではちょっと変わった方法を使っているのでご紹介。

部屋のスミに溜まるホコリ。なかなか吸うのは難しい場所もある。うーんどうしたものか・・。家具を全部動かすのはかなり大変。ラックの後ろのオーディオ配線がたくさんある部分も分解組み立てをするのはかなりの重労働。その時、フト思いついた。

 吸うんじゃなくて、吹き飛ばしゃ良いんじゃね?(゚д゚)!

で、これを買ってみたのが今から一年前のことだ。

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 いわゆる「ブロワー」。値段も安いものからある。ただ、ちゃんと書いておくべきと思ったのだけれど、これ、使うと部屋中がもの凄いことになるので事前準備が必要だ。ホコリは猛烈に舞い上がる、軽い置物は吹っ飛ぶ。つまり、ある程度の準備として軽いモノは避けておく、事前にホコリをある程度吸い取るものを用意する(もう一台のブロアーで吸うとか、掃除機をフルパワーにしておくとか、空気清浄機を集めておくとか)必要がある。まあ、勧めるってほどじゃないが参考程度ってことで。