南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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秋のヘッドホン祭り2015に行ってみた

今日は「秋のヘッドホン祭り2015」に行ってきた。天候は快晴とはいかないが、それでも雨に降られなかったのは幸いだ。まあ、家人が例によってクルマを借りてくれたのだが。ちなみに今回はMAZDA CX-5。前回の2,400ccと違って2,200ccだったがそれでもパワフルだね。居住性も良いし内装のクオリティも高い。良いクルマだと思う。

 

さて、とりあえず今回の目的は以下の3製品。

pioneer-headphones.com

 

DP-X1デジタルオーディオプレーヤー

オーディオ&ビジュアル製品情報:ヘッドホン>DP-X1|オンキヨー株式会社

 

venturecraft.blog.so-net.ne.jp

 

まずはONKYOのDP-X1とPioneer XDP-100Rが同一会場で同時に試聴できる体制だったのでそっちに。会場内はいつもの混雑だが、ここがひときわ混雑度が高い。そのため1人5分の時間を与えられての試聴であった。とりあえず列にならんだ時点で前に20人ほどいたので、1時間以上かかったことになる。ただ、XDP-100Rは列に並んだ先頭4人に最初に配られ、試聴席ではDP-X1を聴くというスタイルだった。

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この後にもたくさんの待ち行列が・・

さて、まずはXDP-100Rから。今日の環境もカナルワークスのCW-L15だ。フラットな機種なのでリファレンスには向いていると思う。写真を撮ったのだが、ボケてしまったことはご勘弁を。ちょっと操作でまごついているウチに時間が無くて慌てて撮った結果である。(;^_^A

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とりあえず手にしてみると、厚めのスマホ。まあ、Androidベースであるのでその辺は違和感も無いし国産らしい洗練されたデザインが良い。ただ、個人的にはちょっと大きいかなぁ・・と言う発表時の印象と変わらない。

UIは専用UIで、最初は何がなんだか分からない。若干Androidっぽさも残っているが、直感的に分からないのと、変なところを押してAndroidの機能部分が表示されてしまうので慌ててしまう。結局、手持ちのmicroSDを鳴らし始めるのに随分手間取ってしまい、あまりちゃんと聴けないという顛末。もう少し熟成が必要かなと思う。

その中での印象になるが、まず感じたのは柔らかい音だなと言うこと。逆に言うとパッと聴いて高精細な感じはしない。ある程度曲を流してみるとそれなりに高精細だなとは思う・・があくまで値段なりな感じを受けた。

音の定位はこちらも普通。暖色系の音で音場も楕円形に穏やかに広がるが、楽器の立体感が少ない。値段なりの音質は持ち合わせているが、それ以上とは感じ無かった。それでも先日聴いたSony ZX100よりは高精細で音の厚みもあり、好きだと言える。

 

次はDP-X1を。さて、バランスを・・と思ったら、これ、ピンアサインが違う。チラ見させてもらった資料だと先端がR+?そんなことあるのかな?と思ったが、ダメなものはダメなので大人しく3極で聴いてみた。

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音質的にはほとんどXDP-100Rと同じ。明瞭さが(というか高域が若干持ち上がってる感じ)XDP-100R、精細感はDP-X1が上という印象を受けたが、ほとんど同じような印象を受けた。こちらはDACとアンプがデュアルなので、価格の分はキッチリとバランスで楽しむべきなのかなとも思う。そういう意味では別の機会にバランスでの試聴を試してみたいと思う。なのであまり参考にはならないことをご容赦願いたい。

UIはPionnerも色々と工夫をしているが、こちらの方がアイディアがある。例えばボリュームをハードダイヤルだけでなく、画面上でも変更できたりするのだが、その表現が面白いなと思った。これがある意味国産らしいと感じる部分でもある。

 

双方ともに言えるのだが、まだまだ未完成な感じを受ける。発売までに熟成が進むことを祈りたい。

 

最後はベンチャークラフトのVALOQ。

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スタッフが何度も「まだできたてで色々と問題があって・・」を口癖のように繰り返していたのが印象的だった。(^_^;)

まず、用意した2GBのFAT32のmicroSDを差したが認識しない。FAT32でないとダメだとか、階層が深いとダメだとか、相性もある・・なんて言われてもいるし、まあ製品版じゃないので仕方がないかと思ってみたが、なんとも歯切れが悪い。

結局、用意した2枚(もう一枚は64GB)ともダメで、スタッフが用意した聴いたこともない曲で試すことになった。

こうなるともう評価できないよなぁ・・と思いつつも聴いてみたが、音は精細感は高いが妙に横に広がっている音だった。縦にはあまり広がらなく、ちょっと変わった音作りだなと感じた。だが、これはそもそも用意されていた曲のソースがそういう傾向だったのかも知れないし、その辺は正確には判断できないところだ。

製品そのものはデザイン的には好きなのだが、作り込みが甘く、画面の表示が粗かったりボタンが固くて押しにくかったり、ジョグダイヤルの動きが甘かったりする。12月には間に合わせて販売するとの説明があったが、少々心配な出来だ。

 

とりあえずこの3つを聴いた限りではDP-X1のバランスに期待・・としか言えない。スタイルも余分なものをそぎ落とし、ストイックな雰囲気がなかなか良い。大きさ的にはやはりその画面サイズの分だけ大きいわけだが、デュアルのDACとアンプを持った上での価格を考えると、やはりこれが一番期待できる。

それともうひとつ。今回、試聴を終えた後の帰路でFiio X5を聴いていて感じたのだけれど、結局、普段使いのX5の音に耳が慣れていて、ちょっと聴いたくらいだとどれも緩さと立体感の無さを感じてしまうのだと思う。もちろん、X5のソリッドさは好き嫌いが分かれる音だとは思うし、万人受けするのはDP-X1/XDP-100Rかなとも思う。

 

で、ついでにCayin N5がちょうどすぐに聴けたので再試聴。うーん、やっぱりこれは個人的には無理かな。どうも音がバリついているように感じる。エッジが効いてると表現したいところだが、安定感というかまとまりがない。こうなるとやっぱり国産のものは安定しているなと思う。無難とも言うが。

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せっかく来たのだからと、今まで未試聴だったJH AUDIOのロクサーヌも聴いてきた。最近、割とバラバラな意見をネットで見るからだけど、精細感と豊潤さに溢れた良機種だと思う。低音が少し多目、高音は伸びるが量は多くなく適度なバランスを持っている。全体的に音数が多いのに滑らかさが残っていて、好印象であった。割と色々なジャンルを鳴らせるんじゃないかなと感じたが、その分、突出した面白さは少ないと感じるかも知れない。

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それならむしろJH16proだろうか。ドンシャリと音の密度の高い、キレの良い元気なサウンドだと思う。個人的にはこれ一本では済ませられないが、持っていたら面白いなと思う機種だ。

(写真、撮り忘れました) 

それか、リファレンス的にも使える若干低域が多いがフラットで高精細なJH13pro。これは僕が大好きな機種でもある。

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でも次ぎに買うなら・・やっぱりV8かなぁ・・。(^_^;)

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この多ドラを感じさせない滑らかさは捨てがたい。それでいて立体感も高精細感も音場も豊かだから。これを聴いてしまうと他の他ドラはどうしても騒がしくて暑苦しい。個人的にヌケの良さと滑らかさを求めるなら3〜4ドラがやっぱり良いが、V8はなかなか良いと前から思っている。

 

もっと他も色々と見て回ろうかと思ったのだが、ONKYOとPionnerの試聴が混雑していて、試聴まで随分時間を取られてしまったのが残念だ。まあ、当初の計画はDP-X1のバランス以外は達成できたので良しとしよう。

しかし、毎回のことだけれど、あの混雑と日常では感じることのできない質の人いきれでスッカリ疲れてしまった。もう少し余裕を持って試聴したいのなら、素直に販売されるまで待つ方が良いんだろうなぁ・・なんてことを思ったのでした。

 

最後に。取り急ぎ書いたので、また後で追記するかも知れませんのであしからず。