南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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CW-L15到着

 

正直ね、現物がやっと届いて一聴したときには「失敗したか?」と思いましたよ、マジで。BAでもエージングってあるんだね。

 
一週間ほど前に、オーダーしてあった「CW-L15」が届いた。そろそろ古いドライバを使っていた10proリモールドも限界かなと思っていたのである。左右のバラツキもあったことだし。
 
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で、数ヶ月かけて色々と試聴し、最終的に「Heir Audio 10.A 」「1964ears V8 」「Livezone LZ4」そしてこのCW-L15に絞った。音はそれぞれの好み・・といつも言っているけれど、基本的に
・フラット気味であること
・ヌケが良いこと
・楽器の分離が良いもの
・音が太すぎないこと
・音場が広いこと
というのが自分の好みでもある。まあ、クラシックとMaroon5とRihannaとDirty Loops、久保田利伸、Charisma.com(カリスマ、サイコー!)辺りが気持ち良く聴ければ良いのだが。(^_^;)
このことから最近流行の多ドラはむしろ苦手なものがほとんどで、やたら音が固まって五月蝿く聴こえる。フラットでありつつ音の数は十分、何よりもヌケの良いものを探していた。上記を見ると、それぞれを知っている人にはちょっと異質に感じるかも知れない。ただ、僕の中では上記の候補を踏まえた上で、濃すぎずクラシックが気持ちよく鳴らせるものを選んだつもりだ。その上でポップスやロックも気持ち良く聴けるもの。そうやって試聴を繰り返しているうちに、やっぱりL15の「ヌケの良さ」に惚れたのである。これだとEDMもチョーキモチイイ。
 
オーダーしてから到着まではほぼ一ヶ月。ここが国産の良いところでもある。
僕はダイアフラムの小さいBAドライバのエージングはあまり意味がないと思っていた。ところが届いたばかりの現物を早速聴いてみると・・
 
なんか篭もってる・・ベールが2〜3枚被さってるみたい・・
 
であったわけだ。で、色々と調べたり、メーカーに問い合わせてみたところ、とても懇切丁寧なメールにて「2週間ほど普通に使ってみて下さい」と返答をいただいた。
 
ここまでトータルでは30時間ほど。普通使いとしては多い時間数だろう。しかし、20時間くらいから徐々に音が変わりもはじめ、30時間の今はもうほとんど試聴機で感じたようなヌケの良い音になりつつある。高音はまだまだもう少し伸びそうな感じではあるが、中低域の質は実に気持ち良い。
他のサイトでは「高域よりのフラット」、というよりは「低域が足りない」なんて書いてあったが、全然そんなことはない。必要にして十分。むしろ想定していたよりはずっと多い中低域である。
 
あ。そう言えば使っている機器を書いてなかった。組み合わせ的には以前通り下記である。
・Fiio X1 (ラインアウトを使用)
・Topping NX1 
X1のラインアウトは本当に良いと思う。すでにX3 2ndが発売され試聴してみたが、フォンアウトはX3に比べるとX1は精細感はそのままなのだが、とにかくノッペリと聞こえる。厚みみたいなものが足りない。ところがラインアウトからの出力は何度も何度も比較しても「違うけどほとんど同じだし、どっちが良いと言えない」くらいの仕上がりだと思う。もちろん組み合わせるアナログアンプにも左右されるのではあるが。NX1については前のブログでも書いたがフラットで音の粒立ちが際立つ。この組み合わせは、スッキリ好きな人にはたまらないものだと思う。
 
問題はそのアナログアンプ。ボリュームが回せない。たぶん、6分の1くらい。これは問題だろう。音質に極端な不満はないが、当然理想的な回転量ではないし、ちょっと動かしただけでの変動が多すぎる。音質への影響も考え、いくつかアンプを試してみたが、好みのものがない。よく同じFiio 12A が良いと目にするけれど、僕にはファット過ぎて音圧のせいで聴き疲れもするし、なによりも音が固まって聞こえる。で、却下。E11Kは嫌いじゃないがあの端子位置がどうしても馴染めない。あれこれ調べ、海外サイトも調べて「C&C BH-2 」に行き着いた。スペックも調べたが、2つあるフォンアウトの抵抗値が違うらしい。これならどちらかで問題ないだろうし、自宅にあるオーバーヘッドも大丈夫だろう。評価的にも高域のノビとアッサリ系というところに惹かれ、オーダーしてみた。ちなみに、現時点でまた到着していないが、とても楽しみである。
 
さて音質についてだけれど・・これはもう少し時間が経ってからの方が良いだろうね。試聴機は高域のよりのフラットだけれど、現時点はド・フラット。低音の量感も必要十分以上だけれど、質が良い。バスドラやベース、シンセなどの音が変に混ざらず濁らない。これだけでも及第点だと思う。まあ、それは一週間後くらいに。
 
ではまずはシェルから。
 
カナルワークスのシェルは大きいといつも思っていたが、やっぱり大きかった。耳に入れた時点で今まで使っていたものよりもだいぶはみ出る。まあ、自分ではその状態は目にしないわけだし、出てると言ってもユニバーサルほどではないわけで大きな問題だとは思っていない。
 
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シェルは美しい。まあ、今まで色々なものを購入したことはないのだけれど、少なくともイベントなどで目にした各社のものと比べても平均点以上だと思う。今回はプレートの左右に右をクリムゾン、左にマリンブルーを選択、その上にカーボンの平織りを重ねた。出来上がりには十分満足しているが、左をもう少し明るい色か、むしろ左右とも蛍光色のようなものでもカーボンプレートのおかげで派手すぎず良いかも知れないし、安っぽさも無いだろう。
 
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レーザー刻印は無料。ケーブルも本体価格に入っていることを考えると、価格的にも非常にリーズナブルではないだろうか。
 
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フィット感は良好・・だけれど、当たり前だが日によって、場合によっては時間によっても耳の形状が微妙に変わるのか、たまに右側が緩いと感じることがある。これは、ケーブルの取り回しにも問題がある場合が多いが、色々と試したところ特に変化は無かった。ただ、到着直後は右がピッタリで左が緩く、今はその逆なのでしばらく様子を見ることにした。ちなみに、緩いと言っても音楽を流さない状態でジッと外音を聴いてやっと分かるくらいの差でしかない。
 
しかし、もしリフィットするとして、こういう時に国産であるありがたみを強く感じる。こちらからの問い合わせにも懇切丁寧に返信が届くし対応もとても早い。これは大きな利点だろうと思う。
 
と言うことで第一弾のレビューはこんなところで。今の状態でも素晴らしく好みの音質だけれど、この先がとても楽しみである。
 
追記 6/20
よく考えると、ウチにはアッテネータがたくさんあるのに気が付いた。ヘッドホンを買った時に付いてた航空機用のもの。これはBOSEの。
付けてみたら、ボリュームがちゃんと回せるし、スッキリ感がアップ。やっぱりアンプ変えないと。
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追記 6/23
そういえばもっと適したアッテネーターがあるのだった。同じBA3ドライバの10proに付属していたもの。これを使ってみよう。
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で、使ってみた。ボリュームは2時の方向まで回る。音は中低域はあまり変わらず。広域は微妙に伸びるようになった。BOSEのものに比べると遥かに自然で良好。しばらく使ってみることにした。
下記は参考までに。
TripleFi 10 (10Pro) 付属アッテネータについて