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南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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懐かしき「ポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)」

先日、フと伊藤敏博さんの「サヨナラ模様」を耳にし、「ポプコン」のことを思い出した。僕ら世代なら分かるかも。「ね・ぇ・ね・ぇ・ね・ぇ・ね・ぇ、抱いてよ・・」のフレーズが耳に残る歌だ。

「ポプコン」は僕が子供の頃から近所の「ヤマヤリゾートつま恋」で開催されていた、アマチュアのポピュラーソングコンテンストだ。もっとも、当初は「合歓の郷」でやっていたようなのだが、僕が上京するちょっと前に名称が「TEENS' MUSIC FESTIVAL」に変わるまでは覚えている。その頃から洋楽を聴くようになって(余談だが、Hall&Oatesの「Private Eyes」の格好良さに度肝を抜かれたのがキッカケ)邦楽から遠ざかったこともあってか、調べてみると更にコンテストの名称の変更があったことを知った。

で、話しを戻すと「ポプコン」は多くの才能あるミュージシャンを世に輩出している。それは名称が変更になってからもそうなのだが、僕にとっては「ポプコン」までが記憶にある。例えば、冒頭に挙げた伊藤敏博さん。当時、国鉄の社員で富山区間にいた彼も「ポプコン」に出場し、見事グランプリに輝いた。僕くらいの世代だと「ザ・ベストテン」を知っているだろう。久米宏さんと黒柳徹子さんが軽妙なトークで司会進行をする音楽番組だ。これにも富山駅だったかなぁ・・とにかく駅からの生中継で放送したのを覚えている。

他にも調べてみると分かるのだが、長渕剛さんやチャゲアス、渡辺真知子さん、世良公則&ツイスト、中島みゆきさんなどなど、有名な歌手がたくさん出場していたことが分かる。個人的に好きなのは、「飛んで、飛んで、飛んで・・回って、回って、回って・・」と、これも耳に残るフレーズがある円広志さんの「夢想花」。円さんはその後もイメチェン?して今も番組のコメンテーター等、ご活躍ではあるが、この辺は名称変更後も調べてみると「え?この人もそうなの???」となると思う。というのも、「ポプコン」の優勝者はレコードデビューが約束されており、当時ではプロへの登竜門としても有名だったということもあるだろう。当時の歌謡曲が好きな人は調べてみると面白いこと受け合い。

と、言うことで、あまりに懐かしかったのでCDを買ってみた。

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いやぁ・・懐かしい。懐かしすぎる。僕が小学生から中学、高校、そして就職して洋楽に移るまでの思い出の曲がいっぱい詰まっている。実は、他にも「青春歌年鑑」なるCDシリーズも持っていたりするのだけれど、そちらに収録されていない曲もある。そのせいか、流石にマイナーな曲もあって「オススメ!」とは言えないのだけれども、当時のバンドブームやフォークソングが好きだった人には懐かしいだろう。

 

ちょっと脱線する。

実は、この大会が開催された「つま恋」では、1983年にガス爆発事故があった。これは流石に地元の人でないと覚えてはいないだろうが、当時僕は、掛川駅前に職場があって、約6km離れたその職場ビルの窓ガラスが爆発の空振で「ドンッ!」と大きな音がしたのを覚えている。そして、仕事柄現地に向かうことになり、その悲惨な状況を見た。被害者の方々は既に病院に運ばれた後だったが、屋根が吹き飛ばされたレストランの状況を今でもハッキリと覚えている。痛ましい事故だった。

 

閑話休題

で、この頃の音楽・・というか、歌詞をみると本当に恋をしている気分になったり、失恋した切ない気分になったり、歌詞メイキング?がとても秀逸だと感じる。もちろん、最近の作詞家が悪いとは言わない。こういうものは時代と共に変化していくものだ。今でも、例えば、槇原敬之さんとか平井堅さんの歌詞は、人間の感情を直接的ではなく、ちょっとした仕草で見せる演出が素晴らしいと思う。直接「愛してる」なんて歌わなくても、恋をしている表現を当事者として感じられる「妙」が歌詞に散りばめられている。別に「日本の音楽が衰退している」とか言うつもりはないが、演歌なども含め、「日本に昔からあった音楽」というものを、たまに味わってみるのも悪くないんじゃないかな?そんな風に思う。