南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

今年の買い物ランキング 2015

そろそろボーナス時期なのである。まあ、今年はたくさん休んだし、それに準じて成果に対する評価も低かったので低調ではあるのだが、やっぱりこの時期は少しウキウキ。

で、この時期に今年買ったものでランキングを付けているんだけれど、今年もまだ20日ほどあるものの、この先に買い替えるものも無さそうなのでそろそろ書いてみようかなと。

 

ではまず第5位から。

 

第5位 IQOS

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そう、つい先日買ったタバコからタールを除去したタバコである。ニコチンは含有されているので依存のある人でもOK。煙もちゃんと出るのが良い。当初はホルダーの充電(1回吸ったら6分)やら吸う回数の少なさ(おおよそ14回)が面倒かなと思ったのだが、このおかげかチェーンスモークをしなくなった。タバコ自体の味?は濃厚で今まで吸っていた1mmgのタバコが単に紙が燃えているようにしか思えなくなったのである。

結局、その手間やら味やらのせいか、そもそも吸う本数が激減した。タールがほとんど無いせいか、朝起きた時にも口の中の粘つきや口臭が少ないのがハッキリと分かる。

ただ、難点を言えばホルダーのバッテリー寿命がちょっと心配なこと、吸った時にやや焦げ臭いにおいがすること、タバコ自体の販売店が少ないことだろう。なんとなくタバコを止められるんじゃ?って気さえする。まあ、最近の購入なので、評価はまだずっと先なんだろうけれど。

 

第4位 メガネのレンズ(とフレームを調整してくれた店員さん)

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老眼ってホントに徐々に進むのね・・。ってことで、今年の夏にメガネのレンズだけを交換した。今はメガネは本当に安いんだけれど、フと入った近所のメガネ屋さん、色々と相談だけと思っていたんだけれど、メガネの度だけではなく、フレームの調整に問題があると指摘してくれた。

具体的に言うとまずはコメカミで押さえてはダメだと言うこと。これが痛さに繋がる。耳に掛ける部分を適正に調整することで快適さが格段に違う。それと鼻を押さえる部分。自分では気が付かなかったし、もうずっとこのくらいの高さで・・というポイントがあったのだけれど、「それじゃフレームが視線に掛かってますよね?それだと疲れるんです。」とのこと。でも、メガネを上げるとマツゲが当たる。「それは鼻を押さえる部分の調整が適切じゃないんです。」とのことでそこも調整。

たったこれだけを無料でやってくれた。そうしたら・・あら不思議。疲れ方が全然違う。今までは仕事の合間にメガネを外していたりしたのだけれど、あまり掛けている感じがしないので長時間の使用もOK。これ気を良くしたのと感謝と技術の高さを評価して、後日、レンズも新調した。これもレンズ選びに1時間以上かけてくれて、今は本当にピッタリ。首の痛みや肩の張り、頭痛なんかもメガネからきていたんだなぁ・・と気づかされたお店たっだ。店員さんにとっても感謝してます。

 

第3位 Panasonic NR-E430V-N

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冷蔵庫である。以前から冷蔵庫の冷えも悪いしちょっと五月蠅いし、そもそも古いよなぁ・・ということで買い替えた。容量も少し小さかったこともある。

実際に使ってみて、改めて古いものがいかにダメなのか良く分かった。野菜の保存も良く、冷凍もしっかりとできる。氷ができるのも早い。しかしもっともビックリしたのは電気代であった。買った時にちゃんと計算してみたんだけど、毎月1千円くらいは違うかなぁ・・と思っていたんだけど、大違い。以前に節電効果のエントリーを書いたけど、2万円/月の電気代を6千円/月に落とせた最大の功労者はこの冷蔵庫だと思う。

最初は観音開きのものにしようか、それとも片開きにしようかと思案したのだけれど、量販店に何度も通って触れてみて、観音開きは意外に使い勝手が悪そうってことでこれにした。音も静かだったし、価格も驚くほど安かった。良い買い物をしたと思う。

以前にも書いたけれど、電気代の見直しはちゃんとやった方が良い。驚くほど効果が出る。

 

第2位 カナルワークス CW-L15

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カスタムIEMである。僕にとって外出時に使うイヤホンは単に音楽を聴くだけではない。昨今の低モラル化した社会、特に電車内でのストレスを低減するために欠かせないアイテムである。要するに「鎧」みたいなもんだ。そのために遮音性と快適性を最優先した結果、カスタムIEMを買うことにしたのである。

本機のレビューは既に書いてあるので簡単に紹介すると、国産メーカーのBA3ドライバ機である。傾向はフラット。僕は昔はドンシャリが好きだったのだけれど、年齢のせいか単に指向が変わったのか、今はフラットな音質が好きだ。曲によって必要があればDAP側で調整しても良い。最初は8ドライバくらいの機種を考えていたのだけれど、試聴を重ねていくうちに、どうしてもササクレ立ったノイジーさや、やたらとグイグイ押してくる音圧に辟易してきた。最初に作ったのが10proのリモールドということも否定はしないが、やっぱり個人的には3〜4ドライバくらいが滑らかで爽やかさとキレの良さを感じる。

この機種では特に「滑らかさ」が際立っていると思う。高域が凄く伸びるとか低域が凄く沈むとか量が多いとかは無い。フラットな性格は面白みに欠けるのは事実だけれど、まずはこのフラットな時点から色々と聞き比べるのが面白い。ただ、巷の評価はあまり高く無いのが残念なところではあるが。

 

第1位 Fiio X5 2nd

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こちらも既にレビューを書いたのだけれど、その後にファームウェアのアップデートがあったりしてだいぶ使い勝手が良くなっている。

あくまで個人的であることを強く言っておくけれど、僕には多くのDAPを試聴した結果、これが一番好きな音だ。高精細で立体的、若干硬質な音だけれど明瞭さは群を抜いていると感じた。音の傾向自体はDACの性格なのだろうが、アンプも十分パワフル。基本的に外出時にイヤホンで聴くことを考えると、単体運用で考えた場合に個人的でコイツの右に出るものはない。当初は同じFiio X1のラインアウトにC&C BH2のアンプを接続して使っていた。これも悪く無いが、全体的な帯域の広さ、音の立体感、精細感で圧倒している。

ただ、この硬質な音が合わないイヤホン/ヘッドホンが意外に多いのは以前にも書いた通り。どのDAPが高音質、どのIEMが高音質ってことはあまり意味がなくて、結局色々と組み合わせてみて「自分の最高」を探すことなんだなと思う。

蛇足ではあるが、iPod + OPPO HA-2(GND分離) + 10proリモールドを使っている家人が、アッサリとX5に乗り換えた。っつーか、クリスマスプレゼントにしたんだが。どうやら家人の好みの音も僕に近かったようだ。

 

他にも先日不本意ながら買ったiPhone6sとか、ホームシアター用のフロントスピーカーとして買ったSony SS-CS3とか、家人が買ってくれたGrandKainosの高価な杖だとかも中々良い。本当なら「今更2K?」って言われそうだがPanasonicのテレビ、DT60もすごく満足度が高いのだけれど、テレビはよく考えたら昨年末だったので順位には入れなかった。このテレビ、いくら4Kが高精細でも、映画は「動く絵である」ことを強く感じた機種でもある。このテレビでほぼ毎日映画を楽しんでいる。

 

まあ、後欲しいものはiPad mini4とか通知だけでもできるスマートウォッチだとかあるけれど、それはまた来年かな。とりあえず本日はこんなところで失礼をば。