実を言うと、iPhone11にしてからスマホは夏でもそれほど熱くならず、以前作成したCPUファンを使ったクーラーを使うこともなかったのだが、最近はバッテリーもポケモンGOをやっていても半日くらい外に出ていてもまったく余裕なので充電しながら使用することもなく（充電しながら使うと流石に少し熱くなる）、「いらないかもなぁ・・」と思っていた。しかし、まあ、備えあれば憂いなし。ということで、良さそうなのがあったので買ってみた次第。
横はこんな感じ。さすがにCPUファンよりかなり厚みがある。
これは上海問屋で購入したもので、ペルチェ素子とファンを組み合わせたもの。温度設定が可能で5℃から40℃だ。バッテリーは搭載されておらず、基本的にモバイルバッテリーを使うことになるのだが、ここでちょっと注意が必要。iPhoneの充電については1A出力のバッテリーで可能だが、こいつは2Aを必要とする。最近のモバイルバッテリーはたいてい2A対応だが、古いものを使っている場合には注意が必要だろう。
iPhone11に取り付けると大きさ的にはピッタリ。実際に動作させてみると、ファンが小さいせいかとても静か。家の中だと流石にファンの音は少し聞こえるが、外だとあまり聞こえないんじゃないだろうか。ファンの回転は意外に頻繁に速度が変わる。温度調整をこまめにやっているようで、夏本番の屋外だった場合だとフル回転を継続することになるかも知れず、それはその時に試してみようと思う。
裏側はペルチェ素子。実際に動作させてみると、なるほど冷たくなる。実際に高温になった時にどうか？が重要だが、それは気温が上がって試してみてからだろう。まあ触ってみた感じだと大丈夫とは思うが。
それから、小技が効いてるのはこのネジ。カメラなどの三脚につけるような場合と同じ規格のネジで、スマホを置いて冷やしながら撮影するには便利だろう。ただ、動画だとファンの音が多少入ってしまうかも知れないので、そこは注意点かな。
少し気になっているのは商品の筐体で、パッと見、オモチャチックで使い込んでいくと壊れないかなぁ・・という心配はある。まあ、いずれにしろ真夏を迎えてからの評価にはなるが、とりあえず今のうちに準備しておくのがいいのかなと思う。
