もっと先にしようかと思ったのだけれど、きっと思い立ったらすぐにやると思っていたので、部品は揃えておいた。ちなみに、ウチには僕がDIYするので工具類は豊富。穴を広げるリーマーもあるし、高校生の頃からも、仕事の上でも使っていたことがあるので作業は簡単。ちなみに、元穴があるのでリーマー以外にも工具の選択はある。ただ、ちょうど良い大きさに開けるビットが無かったのでリーマーを使用した。
写真は、すでに削り終わったところだけれど、思い立ったらすぐに作業をしたいので、終わってから写真を撮った。毎度のことながら、不親切で申し訳ありません、はい。
表から見るとこんな感じ。色は木の感じに合わせたかったので、金色を選択。
裏はこれ。思ったよりも大きくないし、軽いのが良い。
残念なのが、KOALOHAに元から付いていたツマミが使えなかったこと。オレンジでカッコイイんだがなぁ・・。残念。これが交換前の写真。そもそもネジの径が違っていて、外してみてすぐにダメだと分かったし、オリジナルはフリクションタイプなのでツマミが空回りしないように中が円形になっていない。ここでかなりガックリ。この辺、いずれ加工して付けられるようにしようと思う。カッコいいんだよ、やっぱ、これ。
で、早速使ってみると・・いやぁ、1:4だってだけで随分と楽にチューニングできる。これきっと、僕が初心者だからだとは思う。プロや慣れている人なら、フリクションペグでもなんら問題はないんだろうなとも思う。ただ、このペグ、遊星ギヤを使っているわけで、回転比は変わっても、回転軸方向は一緒なんだろうと思う。とすれば、フリクションペグほどじゃなくても、弦の張力で緩むこともあるかも・・と思ったり。実際に回転させてみると、緩めるよりも締める方が回転させるのに抵抗がある。まあ、問題になるレベルだとも思えないけれど。
作業を振り返りつつ、注意点を一応挙げておこう。まあ、ネットを探すとどこにでも書いてあることだが、ご容赦を。そうそう、これはあくまでDIYなので、そこは自己責任で。どこにでも書いてある通りで、実際には楽器店のリペアショップにお願いするのが正しいと思う。僕は、そういうのも趣味の範疇なので自己責任でやっただけだ。当然ながら、壊しても自分のせい。
- 木材が固いので、削れる時にはいきなりザックリいく。なので、リーマーはユックリ、慎重に回す
- リーマーはヘッドに対して垂直になるように
- 引っかかるように感じたら無理に回さないで、戻す、回すを繰り返す
- 広げ過ぎに注意。少し削ってはペグをあてて加減を確認する
- 回転止めのピンの穴は開けすぎないように。千枚通しで少し押すくらいで良い
- ただ、穴を事前に開けておかないと、木が固いので割れる可能性がある
- 弦側のボルトは締め過ぎに注意・・ただ、どの辺が「適当」なのかは、木材に対するネジ締めの経験値(トルクで言えれば良いんだけど)
ん〜・・こんなところかな。
時間にすると30分くらいで完了。これも僕の楽しみなのだけれど、どっちかと言えば、弾く方の上達にもっと熱意を向けなければ・・と思った次第です、はい。(^_^;)
追記
KOALOHAのツマミ、ちゃんと付きました。あれ?最初はどうして付かなかったんだろう・・。