南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

KOALOHA KCM-00が家にやってきました

今までソプラノでずっと練習していて、徐々に弾けるようになって楽しくなってきた。で、それを見ていた家人も弾きたくなったようで楽器店に行ってテナーウクレレを買ってきた。試しに弾いてみると、うーん、初心者で手の小さな僕だとちょっと大きいかも・・とは思ったものの、弾いているうちにコンサートサイズのものが欲しくなってきたというわけだ。

で、以前から何度か楽器店に行って試奏してみて気に入っていた、KOALOHA KCM-00を思い切って買ってきた。

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それなりに良いお値段。だけれど、僕の年齢を考えると、人生の残り時間でどのくらい弾けるかなぁ・・?と考えて、欲しいものを素直に買うことにした。弾いてみると・・良い。実に好みの音だ。音量が大きいとの触れ込みで、それは試奏の時にも思ったし、実際に家で鳴らしてみると確かに大きい。が、実は、僕のソプラノもかなり音量がデカいので、ボディの大きさを考えると「これくらいは鳴るだろう」ってところかも。

ただ、ソプラノに慣れていたのでどうも遠いフレットの弦をシッカリと押さえることができない。音色も、もう少しクリアな感じが好きかなぁ・・と思い、ORCASのライトゲージを張ってみた。ミディアムと悩んだのだけれど、僕が固い/太い弦に慣れていないためで、ソプラノの時にもWorthの弦が固すぎて結局MartinのM600にしたという経緯もある。が、ちょっと失敗っぽい。思ったような音がイマイチでないので、これはもう少し鳴らしてダメならまた変えるかも。今のところどれにするかはまだ決めてない。

肝心の音を・・とも思ったけれど、ネットに溢れてるのでとりあえずご勘弁を。実際に弾いている動画が無いのもどうかと思うのだけれど、今のORCASが今ひとつな感じなので、弦を替えてみたら再考してみるつもり。そもそも、まだ到着したばかりで、もっと鳴らしてあげなければダメだろう。以前にも書いたけれど、原理的にはスピーカーと同じだなと思ったので、ドライバにあたるボディをある程度鳴らす必要はあるだろうし。

それよりも、今、手こずっているのはこの「フリクション・ペグ」。

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今までのギアペグに慣れていたので、1:1のこのペグだとちょうど良いところになかなか合わせられない。ちょっと締めて、ちょっと緩めて・・と繰り返しているんだけど、チューナーがちょうど良い位置になかなか合わない。単純に慣れていない(ヘタクソとも言う)ということだろうけれど、これはそこそこのストレス。実際にそんなにキッチリと合わせなくても良いのかも知れないけれど、弾いていてなんとなく気持ち悪い。これ、もうしばらく使ってみて、どうしても慣れなかったらGOTOHのUPTギアペグに交換しようかなと思ってる。ソプラノはナットやらサドルやら散々自分で弄ったので、これもDIYしようと思ってはいるものの、それなりのお値段なのでちょっと躊躇しているところ。まあ、それほど難しい作業には思えないのだけれど。

ケースは、もともとセミハードのものが付属してきたのだけれど、家にあるソフトケースが気に入っているので、それのコンサートサイズのものを購入した。これで3サイズ。

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ただ、ソフトケースだと、ペグがストレートタイプなので破損の心配がある。ということで、家にある使ってないウレタンで、ネックレスト?って言うの?を作ってみた。

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ウレタンは食パンを切るナイフだと簡単で正確に切れる。ネックの当たる部分を少し凹ませて、削ったものを古いハンカチで包んでマジックテープで固定してみた。

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とりあえず良い感じ。だけれど、破損を考えるとやっぱり固めのケースの方が良いかなぁ・・とも思っているので、これは後々考えることにしよう。今のところセミハードケースもあるし、持ち出すと言っても実家に帰省する際くらいだから。

「まだまだ弾けないくせに」とお叱りを受けそうな気もするけれど、何を買っても結局は欲しいものに行き着くのだから、最初から欲しいものを買う・・というのもポリシーだろう。カスタムIEMを作る時にもそうだったしね。

ということで、しばらくこれで練習します、はい。まだ3ヶ月だけれど、1年くらいでそれなりに弾けるようになりたいものだ・・というのが今の目標である。