南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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【ネタばれあり】懐かしさいっぱいの大迫力(映画:Ready Player One)

スピルバーグの来日もあり、すでに散々話題になっている映画、「Ready Player One」を早速観てきた。

これ、僕のエントリーに行き着いている人には、今更ストーリーの紹介もいらないと思うんだけれど、ストーリーを端的に言えばVR時代のトレジャーハントかな?それはそれで良いんだけれど、この映画の魅力は、トコトン劇場でのアトラクションの楽しさにあると思う。予告編はいっぱい観たけれど、やっぱり劇場で一本の映画としてみると迫力満点!すでにYouTubeでも冒頭のCGアクションは語り尽くされている感があるんだけど、やっぱりIMAX 3Dで観ると別モンだね。一気に引き込まれる。これだけ徹底してやられるともうぐうの音も出ないというか。そうそう、今までずっと思っていた「ガンダムを現在の技術による実写CGで観てみたい!」も、短時間ながらついに実現したのも感激モノだ。

んでね、この映画、1980年代前後のアニメや映画、音楽が好きな人にはたまらない郷愁を誘う。様々なシーンが、様々なキャラクターが、色々な音楽がすンごく細かいシーンにも散りばめられていて、後から色々とネットで検索してみると「あ!それもあったのか!見逃した!」って気分になる。

個人的なところでは、まずはバン・ヘイレンの「Jump」から入るシーンですでに気分はMAX。おなじみのデロリアンにAKIRAのバイクはすでに予告編でたくさん紹介されているけれど、「マッハGOGOGO」のマッハ号なんて1967年放送ですよ?それに古い型のバットモービル。ツボったのは「シャイニング」の有名なシーンに被せたところかもう、これは「郷愁」すら感じる、マジで。さらにエンディングは、ホール&オーツの「You make my dreams」で、もう涙が滲んちゃう。

ネットで色々と探していると、本当に細かいワンシーン、ひとつのセリフにも色々とあって、こりゃもうBlu-Rayを買うしかない!と思うのであった。もちろん、この迫力は劇場でしか味わえない。あまり人に勧めるのは好きじゃないが・・映画館へGO!