南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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手袋でもTouch IDが使えるシール「Diper ID」を試してみた

時期的にはとっくに手袋が必要な時期になっていて、若干、今更感はあるものの、まだまだ手袋が必要な季節は続く。ここで困るのが、iPhoneのTouch IDが手袋で使えないことだ。iPhoneユーザーには経験があるだろう。液晶でのタップ操作が使える手袋は、今では多く存在しているが、Touch IDが使えるものは少ないだろうし、あっても高価だったりする。そこで、手軽に使えるシールタイプの「Diper ID」を使ってみた。

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買ったのは4枚入りのもので、これは2枚は僕、もう2枚は家族用。表面はちょっとザラザラしていて模様が付いている。これが指紋の代わりになるものだろう。

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とりあえず動画を撮ってみたので参考になれば良いのだけれど。最初はシールの貼ってない部分でホームボタンを押下。もちろん反応はするが、指を使った場合ならそこからパスコードの入力画面になるが、手袋だとこれができない。次にシールを指紋として登録した指で認証してみると・・ちゃんと解除されることが分かると思う。解除できなくてもパスコードが打てるだけでもかなり便利だ。

これでイチイチ手袋を外す手間を省くことができる。

ちなみに、これでポケモンGOをやってみたが、表面がザラついていて滑るので、通常通りスローイングも可能だ。細かいところでは、先端が少し細くなっているのが意外に便利で、小さな部分もここでタップできる。まあ、iPhoneはその辺はよくできていて、指の腹でも押したい部分を押してくれるのは初期型からの特徴で、ユーザビリティに優れている部分でもあるだろう。

ただ、最初は厚手の手袋に貼ってみたが、手袋の中で指がズレたり、うまく反応しなかったので、できれば少し薄手の手袋の方が良いかも。また、僕は手が小さく、ほとんどの手袋は大きめなのだが、できれば適切なサイズの手袋の方が使い勝手は良いと思う。さらに、このシールの模様は個々に異なるようで、他に同じ製品を使っている人でも認証は不可とのこと。まあ、自分の手袋そのものを使って認証される心配はあるが、その辺は自身の管理上の問題だろう。

とりあえず親指と人差し指に貼って使っているが、割と便利。洗濯は少し気を使いそうだが、結構しっかりと張り付いているので、ネットに入れて洗濯するか、手洗いなら大丈夫そうだ。

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最初は指の出ている手袋を使っていたのだけれど、冷えてくると結構辛い。しばらくはこいつのお世話になりそうだ。