南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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iPhoneの電源が突然落ちる(家人のiPhone6s)

家人のiPhoneがバッテリー残量表示がまだ20〜30%程度で落ちる症状が出ている。これ、ネットでちょっと前から騒がれていて、当該の製造時期とシリアルナンバーについての情報なんかも出回っている。

japan.cnet.com

とりあえず、AppleのWebサポートページから該当項目にチェックを入れ、結果的に「サポートの対話による問題解決」に至った。

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Webページ上からシリアルナンバーを入力すると15〜30分ほどで電話連絡が来るようなので待ってみたら、送信後、1〜2分後に電話連絡が届いた。

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状況を知らせたところ、リモートで診断するとのこと。iPhoneの設定から、「プライバシー」「診断と使用状況」「診断データと使用状況データ」からリモート診断できるらしい。数分後に診断完了で「バッテリーヘルスチェックについては問題無し」との回答をいただいた。ただし、トラブルが出ているのは間違いないので、交換なり修理をしてくれるとのこと。この辺、Appleは手厚いなといつも感じる部分だ。

iPhone本体を配送して交換/修理する場合には一週間程度を要するとのこと。代替機はない。流石にそれは困る。特に家人は障がい者支援関連の仕事をしていて、連絡が付かないのは困るのだ。従って、サポート窓口に持って行って欲しいとのことで、自宅近くからいくつかの候補をいただいた。予約は必須。つまり、突然出掛けて行っても対応できないらしい。まあ、これも当然かなと思う。客待ちで待たされるのもたまらない。ただ、思ったよりも混雑はしていて数日後でしか予約は取れないとのこと。家人に言うと、なんとか行けそうだなとということで予約をして完了。

 

でだ。リチウムイオン電池についてちょっと考えてみよう。

e-f.jp

iPhoneの故障を疑う場合には、ソフトリセット(電源ボタンとホームボタンの長押し)をしてみる、それでもダメなら復元してみる・・というのがある。しかし、電池の場合にはもうひとつやるべきことがあることに気が付いた。リチウムイオン電池にはコントロールチップが付いているからだ。やることは簡単。バッテリーのリフレッシュによるコントロールチップのリセットとだ。方法は以下。

  • 100%に充電した状態から0%でバッテリーが切れるまで使用
  • そこから数時間放置
  • 再び充電

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リチウムイオン電池は継ぎ足し充電が可能な電池ではあるが、満充電付近での本体を使用しながらの充電の繰り返しは、このコントロールチップの誤認識が起きるようだ。つまり、バッテリーの充電状況の把握が正確にできなくなる。これによって、満充電したつもりが満充電したと判断されたり、残量がまだあるのにゼロだと認識してしまうようだ。

もちろん問題はこれだけではない。ニッカド電池などと違ってリチウムイオン電池にはいわゆる「メモリー効果」はないとされているが、様々なサイトを見ると「絶対」では無いような記述も散見される。
更に一番の問題は、スマホを利用しながらの充電で本体が発熱することだろう。バッテリーは熱に弱い。熱に長時間さらされることによって性能の低下や、膨張、粗悪なものだと破裂などがある。つまり、「充電しながらの操作には問題がない」とされていても、それによって発熱することを考えれば、できれば避けたい利用方法だろう。

 

最近は、家人も僕もポケモンGOの利用でバッテリー消費が激しいところ。同じような人は多いのではないかと思える。しかし、充電しながらの利用はできる限り控え、しっかりとスマホ、ひいてはバッテリーを休息させることを心掛けたいものだと感じた。