南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

最近の風邪は注射を打たないよね?

夏風邪が抜けきらない今日この頃。現代では風邪に対する特効薬はないという認識は広まっているけれど、そういえば昔は必ず注射を打ったよなぁ・・と思い出したり。今思うとあの注射はなんだったのかな?と思わない?

matome.naver.jp

で、色々と調べてみると、注射を打たない理由みたいなものが見えてくる。
まずは、注射(や点滴)に対する医療事故によるもの(注射針の複数回利用、投薬ミス、筋肉注射による筋短縮)。また、ほとんどは口腔摂取の投薬で間に合うようで、患者には余計な負担はかけないというところなんだろう。


更に、注射をしたとしても、それはほとんどが患者の体力回復のための栄養剤だとの記載をたくさんみると、プラシーボってバカにできないもんだよなぁ・・と感慨深い。ある意味、「病は気から」でもあるのだろう。

sp.skincare-univ.com

 

では、風邪の時にはどうしたら良いのか?実際にはどういった症状なのかなどによってその対処方法は異なるだろうが、多くは栄養補給をし、暖かくして寝て、自身の自然治癒力を高めるのが良いようだ。

もちろん、上記のサイトにも多くの意見やリンクがあるように、その裏に隠れている別の病気の可能性もあり、とりあえず医師に相談することが良いのだろう。
また、風邪藥は副作用など、批判的な一面もあるものの、とりあえず症状を緩和して食事を摂れるまでに回復させたり、ちゃんと寝られて回復を促すようになどという意見もある。他の情報も含めて考えると、「ケース・バイ・ケース」という個人的には「なんでもアリ」的になってしまうのだけれど、もちろん、風邪をひいたのが子供であるか大人であるか、発熱などの個々の症状によって対処方法は違うのだろうなというのは想像できる。むしろ、画一的に「風邪にはこれが一番」みたいな固定観念の方がむしろ危険なのかな?とも思う。

 

小学生の頃に診てもらっていた近所のお医者さんは、当時ですら老齢でシワクチャのオジイサンだったが、今でもその厳しくも優しい顔立ちを思い出す。それと同時に鼻腔をくすぐるアルコールの匂い。僕はそれらがそれほど嫌いじゃなかった。痛みにも強かったので注射も嫌いじゃない。余談だが、右腕を骨折した時も、同級生が投げたブーメランが僕の片目に刺さった時にも泣かなかった。僕は泣き虫な子供だったのに。幸いにして視力を失うことは無かったが、今でもその治療をしてくれた当時の記憶がハッキリと残っている。
いつのまにかオジイサン先生は代替わりをし、その頃には僕は町を離れてしまっていたのでその後、その医院はどうなったのか分からないが。最近の記憶でさえ曖昧なのに、子供の頃のそういった記憶は妙に生々しさを持って心に残っている。懐かしさというよりは、まさに「ほんの昨日のことのように」という比喩は、この年齢で感じることとして、まんざら実感とかけ離れたものではないな・・と、そんな気分になるのだった。

まあ、とりあえず早くこの風邪が治らないことにはなぁ・・。