南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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洋楽ミュージシャンの素顔が実に楽しい!(Carpool Karaoke)

僕はあまりYoutube動画を見ない。せいぜい映画の予告編か、猫動画くらい。だが最近、ちょっと面白い動画シリーズを見付けてハマってる。それが「Carpool Karaoke」である。

 

以前にも映画「はじまりの歌」や「ワン・チャンス」でも紹介したことのあるジェームズ・コーディンの、自身の冠番組である「The Late Late Show with James Corden」というトークショーの中の一コーナーらしいのだけれど、こいつが洋楽好きにはたまらなく面白い、というか楽しい!

例えば、日本だったらタモリの「テレホンショッキング」は有名だろう。ノリはあれに近い気がする。要はタイトルの通り、ジェームス・コーディンが著名なミュージシャンとドライブをしつつ、車の中でカラオケをしたりトークをするんだけど、これがもうマじ「素顔」。素顔の洋楽ミュージシャンなんてなかなか日本だと見る機会はないし、いくつかのテレビ番組の中でも「外向け」の顔しか見たことがない。

ところがこれ、もう本当にビックリするくらいの素顔が見られる。例えばこのアデルの回が僕はとてもお気に入りだ。

正直、アデルというと歌から受ける暗いイメージがあったのだけれど、これを見て印象がスッゴク変わった。メッチャ楽しいオネエサン。それに、ジェームズとのカラオケで、これがドライブ中なの??ってくらい歌がもンの凄く巧い!当たり前って言えばそうなんだけど、やっぱりアチラは最低限、実力が無いとダメだというのが良く分かるし、実力のある歌手はちゃんと評価されているのが良く分かる。

 

しかも、驚くのはそれだけじゃない。出演するミュージシャンは超ビックネームの方たち。それがジェームズと楽しく会話しながらカラオケしながらドライブするのである。正直なところ、僕は英語はそれほど得意とは言えないのだが、これほど悔しい思いをしたのは初めてだ。この番組を見て「チキショー!絶対に英語を覚えよう!」と思う人は少なくないじゃないだろうか。

元々は、ウチの家人が「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」の回を探してきて見たのが最初。レッチリは実はそんなに馴染みが無かったんだけど、もう本当に楽しそうにみんなでワイワイなのだ。しかも、途中で上半身、脱いじゃったり。(^_^;) 日本の道交法だとこれは違反だったような気がするけれど、アメリカじゃどうなんだろ?いやー、それにしても楽しそうなんだよ、もー。「交ぜてー!」と言いたくなるくらい。

 

凄いなと思うのは、ジェームズ・コーディンのキャラクターもだろうね。何と言うかこう・・屈託がないというか、面白くてナイスガイ。映画、「はじまりの歌」の役柄ともダブる。誰とも気軽に仲良くなれる存在なんだろうな。特にエルトン・ジョンやスティービー・ワンダーなんて大御所との回なんかそう思わせる。エルトンは一緒にノリノリだし、スティービーなんか「僕の新しい友だちなんだ」って言っちゃてるくらい。

 

 

しかも、ジェームスがちゃんと色々な歌を覚えていて歌えるのも地味に凄い。事前に覚えてくるんだろうか?それとも元々覚えてる?今の日本の歌で、歌詞を見ないで歌える曲がどのくらいある?そんなにないでしょ?それだけでも凄い。

ジャスティン・ビーバーとも仲が良いみたいで、彼は複数回出ていたりもする。この回とかCarpool Karaokeの番外編のようだけれど大好き。

 

今回のエントリー、動画貼りまくってしまったし、やたら「凄い!」を連発しちゃったけど、これを見ちゃうと「いや、マジ、英語ちゃんと覚えよっか。」と思えるのであった。いやー、楽しい。