南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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クルマをツヤツヤに(ペルシード ナチュラルガラスエッセンスを試してみる)

なぜかウチのクルマは元々スベスベしていて、なんかコーティングが施してあったのかなぁ・・とは思う。だが、家人と何度もカー用品店に行って必要なものを買っていると、いわゆる「ボディコーティング剤」がちょっと気になり始めた。

そう言えば、かなり前にエスティマに乗っていた頃に、最初のワックス掛けがあまりに大変で、それからはすっかり洗車機ばかりになっていたことを思い出す。それに比べればポルテは小さいので随分楽なのだが、様々な種類の「ボディコーティング剤」を見ていると、こういうのってどうなのかなぁ・・と思ったのだ。こういうもので洗車だけで綺麗になるのならアリかなと。

 

とりあえず最近の事情が分からないので、ネットで調べてみると効果の「有る」「無し」の賛否両論があまりにたくさんあって、「この手のものは専門の業者に頼むのが良い」という結論めいた言葉が目に付く。ただ、その「専門の業者」のものは数万円のものも珍しくなく、何も中古車にそこまでコストを掛けるのもどうか?と思ってしまうわけだ。

 

ということで、「モノは試し」。とりあえず「ペルシード ナチュラルガラスエッセンス」というものを試してみることにした。あまり安価なものは効果に疑問、かといって高価なものはそもそも古いクルマにそこまで?なわけでこれを選んだ。

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細かいところは下記のページが分かり易いかなと思ったので、一応貼っておく。

www.autobacs.com

 

ネットの評価はこの製品も真っ二つ。クルマの状況や色などでもかなり印象は違うだろうし、ある程度賛否が別れるのは理解できる。でもまあ、こういうものは自分の目で確かめてみるしかない。ちなみにホームページに掲載されている製品の特徴は下記だ。

  • 塗装表面のクリア層をガラス質に変える、新発想のスプレー
  • クリア層が透明に保たれ塗装本来の色が浮き出し、クルマがいつもキレイ!
  • 被膜で覆う従来のコーティングと違い、クリア層自体がガラス化するので半永久的
  • 汚れがこびりつかず洗車は水洗いだけで済み、まとまった雨で汚れが流れ落ちる
  • 作業は簡単で、ムラ等の施工失敗もなし
  • 施工を重ねることで効果アップ、ボディ以外にも使用可能

正直に書くと「クリア層がガラス化」ってのがちょっと想像できない。ガラス面にも使えるとすると、どういう理屈なのだろう?製品紹介の説明文だとイマイチ分からない。まあ、試してみるだけだ。

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スプレーすると細かい泡が噴射される。それを専用クロスで伸ばすのだけれど、泡が軽い?ので紹介文の通り、良く伸びる。噴射量を多くしてもあまり意味が無いだろう。クロスが湿ってきたらそのままクロス拭きだけでも良い気がするくらい。内容量は、実際にポルテで使うと3回分は充分にある。足りないと言っている人は噴射量が多すぎるのだと思う。

で、とりあえず施工前後の写真を載せてみよう。まず、写真撮影が同じ場所の同じ時間でないことで、光の加減が随分違うとは思う。それでも、ボディの反射具合は前とは違うことは充分に実感できるんじゃないかな。施工前の写真も納車の時の写真なので、当然洗車後である。

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撮影は意図的ではなく、たまたま下の写真は施工後に終わった時間が遅かったので、若干暗いこともあって余計に綺麗に見える。だが随分と印象の違う写真になってしまったのは申し訳ないところだ。けれど、その分を差し引いても実感としてハッキリ感じる「ツヤツヤ」。ワックスのどこかシットリとした輝きというよりは、他の人も感想に書いていたが硬質な艶のように見える。あまり詳しく無いのだが、撥水系ではなく、親水系とのこと。雨の日に車体を見ると、水は弾かないで流れて行く。雨天後にホコリが水玉模様になって乾くこともないし、これなら洗車だけでも充分に汚れは落ちそうだ。

 

完全な状態?にするのには3回の施工が必要とのことで、とりあえず2回。後は近いウチにもう1回すれば終わりだろう。謳い文句の「効果は半永久的」というのは眉唾ものな感じがするが、少なくともウチのクルマでは良い感じになった。

で、最初に戻るのだけれど、これだけ古いボディで効果があったということは、最初にボディに触った際に「これ、コーティングしてない?」という印象があったことを思い出す。つまり、最初からボディの状態が良かったからこそこの結果なのかなと。

 

クルマが綺麗になると、走る気分が違うね。なんだか性能が上がったんじゃねーの?ってな気分。もちろん「気分」なのだが、それだけでも対コスト的には充分なのじゃないかなと思った製品であった。まあ、もう少し長い期間で様子を見なければ判断はできないだろうが。