南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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【MotoGP:訃報】カタルーニャGP:ルイス・サロム(Moto2)

レースは危険と隣合わせ。とは言え、昨今はコースもセーフティゾーンも安全を強化している。レースもあくまでモーター・「スポーツ」であるわけで、その辺りはスポーツとしての安全性は最大限の努力が成されていると言っても良い。だが、それでもこういった悲しい訃報はたまに降りてくる。

www.as-web.jp

上記のニュースにもある通り、直近では2011年にMotoGPのマルコ・シモンチェリが転倒したマシンがコース上に戻り、他のライダーとの接触で亡くなり、その一年前には日本人の富沢祥也選手がサンマリノで亡くなっている。非常にショックだった。

僕が走っていた頃にも、親しかったチームの選手が鈴鹿4時間耐久の最終ラップで転倒し、その人生に幕を引いた。非常に悲しく、残念なことだ。

リンクはあえて貼らないが、YouTubeにある動画を見ると、シケイン後の12コーナーでアクセルONでの進入でスリップダウン、舗装されたランオフエリアのために転倒後も速度は落ちず、そのままコースバリヤーに先にマシンが届き、そのマシンにライダーが追突する格好のように見える。不運な事故だ。

それを受け、亡くなったサロムの家族の了承を得た上でライダーを含む安全委員会が立ち上げられ、一部コースレイアウトを変えてレースは続行されるようだ。

レースはとても楽しみであった。でも今回は・・ちょっと素直に楽しめない気持ちがシコリのように残る。ただ、レーサーたちはやはりレーサーとして、それぞれの立場で頑張って欲しい。本人もそれを望むだろう。

サロムに対し、哀悼の意を示すと共に、それぞれにとっても良きレースウィークであって欲しい。