南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

掃除機買い替え検討中(サイクロンはやっぱりダイソンなのか?でも実用的には紙パック?)

昨日の外出のせいで鼻ズルズル。こういうのって一日遅れでくることが多い。マスクもしていったのだけれども、そもそもマスクって吸うことよりも吐く(クシャミとか咳とか)時に周囲に迷惑をかけないことが重要で、そもそも吸う場合にはあまり役に立たないという印象でもある。最近は日常的にマスクをしているヒトを電車で多く見掛けるけれども、アレを見ていると近寄りがたい雰囲気になる。病気的に。 

 

さて、今日の話題。今使っている掃除機はこれ。SHARP EC-QX310である。購入して1年半を過ぎた辺りである。どうしてこれにしたかと言うのは下記の理由。

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  • 軽い(2.4kg)
  • 小さい
  • サイクロン
  • 安い

特に軽いことは必須で、本体を持ちながらキャットタワーやBD/DVD棚の掃除にするのにはこのくらいの重さでないとキツイ。身体があまり健康で無いこともあるが、普通の女性でもこの程度の重さが上限ではないかと思う。もちろん、フロアや絨毯などの掃除なら重さはあまり問題にならないとは思うのだけれど、どうしても持ちあげて使うケースが出てくる場合には軽いに越したことはない。

もちろん軽い場合は大抵吸塵力(吸塵仕事率)が落ちる。紙パック式だと500Wくらい。こいつが300Wで、ハンディタイプだと記載が無いか150W程度だろう。実際に使ってみると結構な差がある。例えば大きめでもないと思うのだが、猫砂の粒が、ハンディタイプだと吸い上げられない。最低でも300Wは必要だと思う。

www.sharp.co.jp

で、サイクロンには言い方は様々だが、通常3種類のものがある。これは買う以前から分かっていたことではある。

  • マジにサイクロン
  • 半サイクロン
  • 偽サイクロン

ウチのは半サイクロンだが、以下のサイトが図解入りで説明しているので分かり易い。

anchor-blog.com

本音を言えば、僕自身も紙パックの方が良かった。だが、以下の理由でこれを選択した経緯がある。

  • ゴミがハッキリと見える(どの程度吸引していることが視覚的に分かる)
  • 単にサイクロンと呼ばれるものを使ってみたかった。
  • 軽くて安かった
  • 吸塵力も必要充分

 

そして実際に使ってみたのと、家人が個人的に持っている古い型のダイソンがあるので色々と比べてみると、やっぱりマジサイクロンとはかなりの差がある。ちなみにこれ(ダイソン DC35 マルチフロア)。

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www.itmedia.co.jp

これの弱点は、まずはやっぱり吸塵力。「強」にしても65W。しかもその場合だと動作時間は6分だ。重さも本体は1.3kgと軽いのだが、ヘッドを含む部品類が重くてトータルだと2.2kgになる。

ただ、利点もいくつかある。まずは充電スティック型はちょっと出してすぐに使えるのがもの凄く便利。これは使ってみれば分かる。ヘッドも吸引による負圧で回転するので、絨毯でも猫の毛などはそれなりに取れる。

一番驚いたのは、後部のフィルタを掃除しようと中を見た時だ。家人が言うには「買ってから一度も開いたことが無かった」らしいのだが、3年使ってもまったく汚れがない。逆に言えば、ゴミは大小含めてほぼ完璧に分離されていることを証明している。

サイクロンは吸塵カップの容量が少ないので頻繁にゴミ捨てをしないとならないが、こいつは逆に言えば1回(6分)の掃除が終わったらカップのゴミを捨てるだけで良い。この時に、あぁ、やっぱりホンモノは違うんだなと実感した。

cyclone-soujiki.info

 

で、ウチの半サイクロンに戻る。これはコード式なので家全体の掃除に使っているが、猫がいることもあって一週間に2回程度(毎日の掃除はダイソンを使ってる)、布団やキャットタワーまで掃除すると1回の掃除でカップのゴミ捨てが5回は必要になる。しかも、上部のフィルタが目詰まりしやすいので、毎回ゴリゴリとフィルタのホコリ落としをして、それでも一ヶ月に一回程度は説明書通り、選択漂白剤のつけ置きが必要になる。しかもフィルタのホコリ落としの際に吸い取ったホコリが再度舞うので、ビニール袋に突っ込んでホコリ落としをしないとならない。これがかなり面倒。フィルタが詰まってくると本体の目詰まり通知機能が点灯するのだけれど、その前に本体が熱くなって熱風が出てくる。軽くて取り回しも良いし、吸塵力も必要充分なので気に入っていたのだが、更に追い打ちをかけることが出てきた。

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フィルタの掃除をしているウチに、表面の白い材質が浮いて剥がれてきた。確かに説明書にもそう書いてあるが、交換時期が書いてない。だが、見た目にも流石にこれはダメだろうと思って買おうとしたら・・案の定、高い。税込みで4,500円くらい。長く使おうと思えば3個くらい買っておきたいが、そうすると紙パックでもっと高性能な新品本体が買える値段になる。うーん、これは流石に無い。

サイクロンはゴミが視覚的に見えるため、「部屋が綺麗になってる」感がとても強い。これは心因的にかなり好印象で、本当にスッキリした気分になる。ただ、実際には吸塵力を考えれば紙パックには敵わないのが本当だろう。そこは個々の使い方と気分で選択しても良いとは思うが。

それに、300Wの仕事率はカーペットでも毛先が長くなければ必要充分だ。ウチだと猫がこんな感じにいつも寝っ転がってるが、落ちた毛は充分に吸い取ることができる。

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で、買い替えを検討し始めたのはもう一つ。「ベンリブラシ」と呼ばれるノズル部分に取り外し可能な可動ブラシが付いているのだが、これがグラつきで固定できなくなってきて使い物に鳴らなくなった。

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これはもう値段も調べて無いが、フィルターだけでも結構な価格なんだから、推して知るべし。更に付属の隙間ノズルも先端がブラシ付きで細いところには入らないし、そもそも固定機構がないので、差し込むだけ。使っているウチに何度も外れるのも問題だろう。

 

かなり酷評しているように見える(というかしてるが)が、ただ、掃除をする分には軽くて本当にベンリ。だけれど、様々なランニングコストや掃除機の掃除のための手間がかなり煩わしい。よって、紙パック式も視野に入れて再検討することにしたわけである。

 

とりあえず条件は以下で検討することにした。

  • 重さは2.5kg以下
  • 吸塵仕事率が500W以上
  • 紙パック式(メンテ上の問題を優先)
  • ヘッド周りの使い勝手の良さ
  • その他付属品の使い勝手の良さ
  • 値段が2万円程度以下

うーん、厳しいだろうか?ただ、紙パック式は性能と比較するとサイクロンに比べてかなり安いし、そもそも吸塵仕事率が500Wだと必然的に紙パック式になると思う。

ただ、色々と探してみているが充分に上記を満たすものはあると見ている。まあ、後は買うタイミングかな。ここのところ出費がかさんでるので。(´Д`)