今日も早起きというか、目が覚めたら寝られなくなって結局こんなの書いてたり。まあ、楽しいから良いんだけど、健康には良くないだろうな。
さて、僕がiPhoneの通知用に買った「i-gotU Q-Band X Q-62」、便利に使ってます。特に便利なのがiPhoneからの通知なんだけど、前にも何度書いているのだけど「睡眠の質」の測定にメインの意味を置いている。
ここで、考える。これ、正しいのか?ちなみに今日は「良くない」とされた。計測結果を見ると例えばこんな感じ。「とても良い」とされた時と「良くない」とされた時のグラフだ。
うーん、良く分からない。深い眠りが長ければ良いのかって言うとそうでもない。トータルの時間なのかも他の結果から考えるとやっぱり良く分からない。そもそも計測する機器は色々とある。
そこでいくつかの論文を読んでみる。
脳波と体動信号による睡眠指標
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sicetr1965/43/11/43_1022/_pdf
圧力センサによる睡眠中の呼吸・体位の無侵襲・無拘束な計測
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrsj1983/16/5/16_5_705/_pdf
睡眠時間が翌日終日の認知・運動機能に与える影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ithc/3/2/3_2_96/_pdf
これらを読んでみると大雑把で申し訳ないが、以下のことが言えると思う。
- 睡眠を本当に正確に計るには、体動、心拍、体温、脳波などを測定する必要がある
- レム睡眠は1時間半程度の周期で一晩に3〜6回出現する
- 睡眠時間が短いものと長いものでは、知覚・思考・記憶機能に終日影響し、動作機能に対しての影響は少ない
- ただし、主観的な眠気感は睡眠時間が少ないと顕著に表れ、翌日にも影響する
ネットを色々と検索してみると「短時間で質の良い睡眠が取れる」とか「睡眠の質をあげる」などの色々な記事が見付かる。これらを否定する気はない。ただ、短時間睡眠そのものは良くないと書いている記事を二つ紹介してみよう。
なぜこの二つにしたかと言うと、「実験に基づく結果」だから。これを読むと、いずれにしろ短時間睡眠そのものが良くないことが分かる。これは前述した論文の記事とも合致するだろう。
ということはだ。
そもそも僕は睡眠時間そのものが足りていない
という結果になる。レム睡眠が正確に計れていないのは体動しか計れていないからだろう。睡眠導入剤を飲んでるけど、そもそももっと眠らないとイカンのだろうなぁ・・。