先日の蕁麻疹もやっと治って、やっと少し体調やらストレスも安定してきた今日この頃。世間は秋らしくなって過ごしやすい毎日が続いていて、なんとなくノンビリとした雰囲気が漂っている・・と思いたい。まあ、世間は相変わらず世知辛いが。(^_^;)
さて、そろそろ「秋のヘッドホン祭り」が近付いてきた。今回の見どころは先日紹介した新しい国内DAPに加え、昨日新たに発表されたベンチャークラフトのDAPも試してみたい。
まあ、X5 2ndを2週間ほど使ってみて、いたく気に入ったので新規購入は今の所考えていないが試すだけでもと誰でも思うだろう。あとはそれに加えていくつかのイヤホン/ヘッドホンも試聴してみようと思っている。
また、当日はセール品もあるので、そちらも興味津々であるがそれはむしろ僕よりも新しいカスタムIEMを買おうとしている家人の方だが。今の所、1964earsのV8が欲しいらしいが、試聴をしてまた心変わりするかもなぁ・・とか思ったり。
そう言えば、家人はDAPの試聴は何がメインかなぁ・・と考えてハタと気が付いた。家人の10proリモールド用ケーブルは、先日OPPO HA-2用に3.5mmステレオミニプラグの4極にしたのであった。ということは普通の3極のDAPとか試聴できないのでは?
早速、手持ちのX5やiPhoneで試してみたが案の定、左側からしか音が出ない。うーん、困った。もう一本予備のケーブル(僕が使っていたものだが)はあるのだけれど、家人は2ピンケーブルを一度折ってしまってから抜き差しするのをひどく嫌がるし、その気持ちは僕も理解できる。できれば間に変換コネクタ等を挟んで試聴できるようにした方が良いかも知れないと考えた。
ということで、まずは3極-4極の変換プラグを探して買ってみた。すぐに届いたのだがやっぱり片側から音が出ない。改めて製品評価のところを読むと、コールド側がオープンになっているとコメントがあるのを見落としていた。うーん、これじゃダメなわけだ。気付かなかった僕が迂闊。
ヘッドホン祭りは今週の土日で、土曜日に行くことにしている。ってことはあと数日あるわけで、それじゃ取り急ぎあるもので自作しようと思い立った。とりあえず現在のピンアサインは分かっているので、GNDをL/Rとも共通にし、あとはそれぞれのHOTを間違えずに結線すれば問題ないはず。
ということで自作してみた。家にある材料で、4極と3極のGNDを接続したケーブルを作ってみる。

とりあえずテスターで極性の確認。と言っても基本的にGND以外はストレートで良いので簡単。メス側が4極なので、接続した3極側のGNDと繋がってる2本をまとめるだけ。

極性が確認できたら被覆を剥いて、ハンダ付けする。

プラグのように狭いスペースじゃないので簡単。以下がハンダ付けしたもの。

この段階で一応テスト。ちゃんとLR問題無く出力できた。透明のチューブは熱収縮チューブ。

ちょっと引っ張ったくらいじゃ抜けないように、絶縁テープで固定した上で熱圧縮チューブで固める。ちょっと太いチューブを選んでしまったので端っこが浮いてるけれど、絶縁テープの部分はシッカリと締まってるので大丈夫。まあ、力を入れて引っ張れば抜けるとは思うけど、その時はまた作れば良いし。
ということで完成。見栄えがイマイチだけど、ヘッドホン祭り用の間に合わせなので気にしないことにした。

もう一つは2.5mmのバランス対応したDAPの試聴用の変換コネクタだが、こちらはピンアサインが乱立していていくつも用意することはできない。仕方がないのでとりあえず3.5mm凹-2.5mm凸の4極ストレート変換コネクタを早速オーダー。多分、当日には間に合うだろう。
こうやって考えると、バランス接続の規格統一が望まれるよなと思う。音質を考えれば途中に変換コネクタを挟めばそれがノイズや余計な抵抗になるわけで、良いことなどない。できればGND分離も含めて各メーカーが同じ規格にしてくれれば面倒がないのになと思う。
と言うことで変換ケーブルの自作でした。