南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

宝くじは当たると思うのに、どうして病気にはならないと思えるのか?(人間ドックに行ってきた)

今日は人間ドック。40歳から毎年受けているので、入社時、3年目の検査を入れると14回ほどの大きな検査だ。

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僕は長い闘病期間を経験し、結局人間の生活の中で健康以上に優先するものは無いと思っている。家事をするにも、趣味を楽しむのにも、仕事をするのにもいずれにしろ身体がまずキチンと機能していないことにはそれぞれにおいて最大限の成果をあげることは無理だ。まあ、それはもちろん「心身」なのでココロも一緒だけれどね。

 

で、今日は人間ドック。血液検査、X線、心電図、視力、聴力、採便、血圧、内視鏡・・それぞれはいつもの検査であるし、特別なにかを見付けると言うよりも年間を通しての身体の微妙な変化を探すことでもある。

逆に言えば、これは毎年続けてこそ最大限の効果があるものであるとも思っている。

 

というわけで毎年の人間ドックなのだけれど、実は、今回はいつもと違う病院になった。と言うのも、前回の大腸内視鏡検査で一時間近くを要し、拷問の如くな激しい痛みに心身共に痛めつけられたという経験をした。僕は既に大腸内視鏡だけでもポリープの切除等を合わせて20回程度の経験がある。勝手知ったる・・ではあるが、それでも昨年の病院は酷かった。一時間、強い痛みで苦しみ続け、歯を食いしばり、身体がガチガチに緊張し、終わった時にはもう話す気力も無かった。例年であればそれほど辛いと思ったことが無い内視鏡検査なのだけれど、医師がドヘタクソだったのか、たまたま僕の体調が悪かったのか、要因は分からないままであったが、最終的に下記の一文が記載された検査結果が一週間後に届いた。

 

「大腸内視鏡検査において、異常所見は見られませんでした。しかし、痛みが酷いようなので今度は麻酔の使える違う病院で検査をするようにして下さい。」

 

言葉は柔らかめな感じではあるが、「もうくんなよ、お前。」みたいな感じである。今までは痛くなかったんだから、ヤブなオメーのせいだろうが!と思ったが、まあ、次ぎは違う病院にするのでまあ良いかと思ったのである。怒りにに似た気持ちは一週間くらい続いたが。時間がかかった分、他の患者さんにも迷惑をかけたし、どこをどうしたらそんなに痛いんだ?ってほどの痛みだったし、あそこは二度と行かない。もちろん、その状況については総務部から渡されたアンケートにしこたま「事実」を書いたが。粉飾?そんなの必要ないくらいの事実を書いただけ。

 

とりあえず今日は胃の内視鏡をやった(鼻からだったのでチョー楽勝)ので、大腸内視鏡検査は後日、麻酔が使える別の病院で受けることになった。いらない情報だが、会社のカネである。(^_^;)

 

検査結果においてはもうこの年齢だし太ってるしで色々と不具合はあるのだが、致命的なものや血圧意外は投薬を必要とするものもなく、まあ、人生においてまだまだ家で猫たちと遊べる時間はあるようだ。これが何よりも嬉しいことでもある。あ。家人もだが。(^_^;)

 

人は宝くじを買ったら一等が当たったような気分になる。なのに、日常を振り返った時には自分が病気になったり事故に遭うというようなことは考えない。確率的にはずっと高いことは誰もが知っていることだろう。これも自身の心身への好影響を与えるものだと考えれば納得はするが、こうやって年に一度の健診で大きな安心が得られるのであれば積極的にやった方が良い。っつか、やるべきだな。

 

ps.

ちなみに、猫と一緒に日常を楽しんでる皆さん、猫たちも定期的に検査を受けさせていただけると嬉しいなと思う。家族なんだから。