南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

エアコンのファン洗浄に挑戦!

僕は暑いのは割と平気・・というよりも身体を温めたいので暑いくらいが好き。

 
ただ、家人や猫たちにはそうもいかないので、フィンだけは割と最近、一度洗浄してあるのである。基本的に熱交換するのはフィンなのでそれで十分と思っていたこともある。
 
で、結局エアコンはなかなか室温を下げてくれない。僕にとっては十分なのだけれど、エアコンのある寝室でも29℃近く、キッチンやリビングは30℃を越えることもあった。元々8畳用の小さいものだったので仕方がないのだけれど、以前は外気温が高くても24℃くらいまでは普通に下がっていたのである。設置してから6年越え。そろそろダメなのかなぁ・・とも思い始めた。
 
で、今度はファンの掃除である。ネットで色々と探していると、フィルターやフィンもそうだが、ファンが結構汚れているというのをみることができる。ウチのエアコンはファンが元々黒色であまり汚れが分からない。ただ、送風口が結構汚れているので相当汚れてはいるのだろう。結局、室温が下がるかどうかは懐疑的だったけれど、以下のものを用意して掃除してみることにした。
なお、業者に依頼すると高いので最初からそれは考えていなかった。
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様々なサイトで紹介している掃除方法を事前によく吟味。流れをしっかりと掴んだ上で作業開始。なお、こういった修理とか清掃とかDIYとか大好きなタチである。
 
まずはムースをたっぷりと噴射。泡だらけである。8畳用のものならこれ一本でOK。そのまま30分おいた。
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さて、次にリンスで泡とホコリを落とす。この時点で泡は既になくなっているのだが(作業をしながらだったので写真が少ないのはご勘弁を)、リンスを噴射すると出るわ出るわ、汚れた水が。
 
ただ、貼っていた両面テープが意外に弱くて外れてしまい、途中からは片手で押さえながらリンスを噴射。汚れた水だけでなく、固く積もっていたらしきホコリの固まりもガンガン落ちる。フィンはともかくファンの清掃は初めてで、実に6年分のホコリである。量が凄まじい。
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とりあえずファンはキレイになったが、まだ内部に少しホコリの取れた固まりが残っている。リンスの量がちょっと少ないのだと思う。ちなみにこのセット、2,500円くらいしたはずで、もう一本買うのももったいない。ファン自体はキレイになっているのは分かったので、後は雑巾でふき取ることにした。
 
その後にもう一度フィンをスプレーで洗浄し、ちょっと時間をおいてから電源を入れて回してみる。この時点でビニールはまだ外さない。固まったホコリが飛び散ると思ったからだ。
 
始動は特に問題も無かったが、ホコリの固まりと残った水分が吹き飛んでくる。そのまま5分ほど我慢してなにも飛び散らなくなってからもう一度雑巾で汚れを拭き取り、通常運転にした。ちなみに、これが外したビニールである。
 
 
さて、この状態で試運転。温度設定を23℃にしてみる。部屋の大きさの割にエアコンが小さいので、全体が冷えるのには時間がかかるだろうなと思っていたし、そもそもファンくらいじゃ変わらないだろうと思っていたが・・さにあらず!
 
室温は時間をかけて順調に下がって行き、結局30分もかからず部屋の温度は25℃になり、さらに2時間ほどでキッチンもリビングも25℃になった。エアコンのある寝室は23℃台になっている。僕的にはこれでは寒いので室温を27℃に設定し直し、作業が完了した。
それにしてもこんなに効果があるとは思わなかった。きっと堆積したホコリがファンをうまく回せていなかったのだろうな。ひょっとしたら節電効果も期待できるかも。その答えがでるのはまだ先だが。
 
トータルで1時間ほどの作業で、特に難しくても無かった。出費はフィンの洗浄剤も含めて3千円ほど。これでまだしばらくは戦えそうだ。有意義な作業であったことを報告しておく。