南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

WiMAX導入

iPhoneいや、Softbankの遅さにはもう我慢ができん!

と言う思いは以前からあったけれども、やっぱりiPhoneは素晴らしい端末なので我慢して使っていた。その通信速度はアプリで測定すると100kbps以下は当たり前、まったく通信できないことも全然珍しくない。これでは何のためのスマホか?と悩む毎日が続いていた。

先日、docomoのGalaxy Tabを入手し、その長い戦いにも終止符が打たれるかと思っていたけれども、やっぱりAndroidはまだ途上。使い勝手や洗練性、アプリの豊富さは1日の長があり、手放せない。そこで考えたのがWiMAXだ。

調べてみて分かったのだけれども、WiMAXは複数のキャリアがサービスをしている。UQだけではなく、So-netやBiglobeもある。サービスや価格設定が異なるけれども、僕はとりあえずUQの「Try WiMAX」でお試しをすることにした。

届いた端末は、「URoad-7000SS」という端末。現在では家電量販店で1円で販売されている。ただ、この機種は多くの他の機種と同じようにバッテリー持続時間が短い(3.5時間)。これでは使い物にならないが、とりあえず試してみるには良いかと思って使ってみた。

WiMAXは携帯キャリアと比べてエリアが狭い。なので、日常的な場所で使えるかどうかがキモだ。とりあえず会社と自宅(まあ、自宅にはWi-Fiがあるが)、その通勤路やよく行く場所で試してみた。

結論としては「予想以上に使える」という印象だ。下りでは平均的に2Mbps、上りでも1Mbpsを越えることが珍しくない。会社ではトイレの個室など奥まった場所で使えないことがあったが、概ね良好だった。その速度は電車でも変わらない。そもそもUQはJR沿いにアンテナを敷設してあったはずなので、悪いわけがない。場合によっては5Mbps超もあった。iPhoneやGalaxy Tabで使うのならこれで十分。webでの情報だとUSB接続で20Mbps超なんて報告もあった。

ということで早速契約。機種は8時間動作の「Aterm WM3500R」にした。これはApple社製の端末と相性が悪いと聞いたけれども、ファームウェアがアップデートしていたのと、やっぱり動作時間は譲れないと思い、これにした。接続は簡単。マニュアル通りに端末のWi-Fi設定、そして「http://web.setup/」で本体に接続、画面の指示通りにサインアップすればすぐに使える。eco設定などを変更するときに迷うことはあるかも知れないが、webで検索すれば答えは至るところにあり、戸惑うことは無いだろう。

端末の速度は11nに対応したためか、より安定して高速な通信ができるようになった。参考までにiPhoneのspeed testアプリの履歴を載せておく。これだけの速度が出れば、webでもYouTubeでも問題になることは無いだろう。Galaxy Tabでも同等の速度が出ている。

これだけの速度が出て料金が3,880円/月というのは非常にリーズナブルだと思う。もちろんエリアの問題はあるが、そもそもSoftBankの速度では使い物にならない。更に、僕の場合だけれども、Galaxy Tabのパケホを外すことで約2,000円の節約が出来る。iPhoneはMMSの通知の問題でどうしてもデータ通信が必要になるので節約にはならないが、トータルで便利になって安くなっているのだから問題無いだろう。

とりあえずここまでで一週間。もう暫く使ってみて、また何か感想があったら書こうと思う。