南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

運命の出会い

運命の出会いをしたようだ。大袈裟かも知れないのは理解しているけど。

以前から猫は飼いたいねって息子と話はしていた。でも、中々希望通りの子には会えないし、踏ん切りがつかないでいた。土曜日に静岡で脳動脈瘤の手術をした前の相方を見舞い。時間があったのでそのまま磐田の実家に帰省した。


実家に着いた翌朝、母親が「大変だ」と言ってきた。どうやら家の前に子猫が捨てられている。警戒して中々近寄ってこなかったが、見た感じでは生後三ヶ月くらいだろうか。三毛猫なので雌らしい。もう、実に可愛かった。最初はおどおどと近付いてこなかったが、そのうちに徐々に慣れてきて、一時間もすると家に上がり込んで実家の猫の餌にガッついているww

最初は実家で飼おうかという話も出たのだけれど、実家には既に二匹の猫がいる。年老いた母親にはこの上子猫を抱え込むのは大変だ。たまたま立ち寄った実家、前から欲しかった子猫、で、これは何かの縁だなと思い、埼玉の自宅に連れて帰ることにした。

すぐに兄に電話をして、運搬用のケージを買いに行った。実家では僕が生まれてからズッと猫を飼っていたのに、どんなのが良いのか分からない。そう言えば食事やトイレ、ワクチンの接種や避妊手術など分からないことだらけ。新幹線に乗せても大丈夫なのかも不安。だけれど、このまま飼えないのに実家に残していく訳にはいかない。悩んだけれど決心し、ケージに子猫を入れて自宅に向かった。


子猫は最初のうちは鳴いたのだけれども、ほどなく大人しくなって居眠りを始めた。これなら大丈夫かなと思ったが、この状態で自宅まで到着。一安心して兄と母親に連絡したら「酔ってたんだよ、きっと。」と言われて、なるほどそうかも知れないと思った。可哀想なことをしたかも。


「ルナ」と名付けた。ローマ神話の月の女神。響きも良くていいかなと思った。自宅いついてもしばらくは鳴いていたけれどこれもすぐに収まり、用意したトイレに夜中に大量のウンチをしてwww、躾の心配も無いなと思った。ただ、夜中に親の乳が欲しいのか、僕と息子のリアル乳首に吸ついて困った。牛乳は乳糖で身体を壊すようなので、猫専用のミルクが欲しいらしい。後で買って帰ろう。


今まで猫をブログや日記にアップするのって、可愛いなとは思うけどそれほど興味は無かった。でも、今は気持ちが良く分かる。本当に可愛い。癒される。今はルナが幸せでいられるように頑張らなくてはいけない・・そんな気持ちでいっぱいである。