南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

ついにカスタムIEMのケーブルが断線

そもそも線が細いので切れそうだなぁ・・と思っていた、CW-L52のケーブル。

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で、ついに切れた。耳にかけるところが接続不良を起こしてブツブツと切れる。すごいストレス。

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まあ、純正品を買うのが普通だとは思うんだけど、何しろ高い。12,000円(税別)ってのはなぁ・・。僕はケーブルによる音質の変化はあまり信じていないってのもある。

そこで、ネットで使えそうなものを探してみた。条件的には2ピンであることと2.5mmのバランスプラグであること。ただ、写真で見ても使えそうかどうか判断できない。まあ、どれも価格的には何分の一というくらいなので、試しに買ってみた。

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とりあえず差し込んでみたが良い感じ。ケーブル自体はすごく太いのだけれど、しなやかで扱いやすい。耳の部分も最初からカーブを描いていて、耳にかける違和感もない。ケーブルの太さの割に軽いというのもある。

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ポイントは2ピンの太さと間隔、あとは埋め込みの部分だ。

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ピンは問題なし。あとは埋め込みの部分。横からの写真を見てみよう。

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ほんの少しだけ透明な部分が出っ張っていて、これが埋め込みの穴にハマる。ピンが少し長いこともあって、これで割とシッカリと差し込める。ちょっと引っ張ってみても簡単には抜けない。これなら大丈夫そう。

音質は、少し聴いてみたがやっぱり僕には区別がつかない(追記で訂正してます)。厳密に言えばインピーダンスも微妙には違うのだろうけれど、本当に微々たる差だろう。

とりあえずこれで使ってみることにした。使い勝手は良いし、価格は4分の1ってのが良い。あとは、日常的に使ってみてその太さをどう感じるかだろうか。通勤が楽しみだ。

追記

一週間ほど使ってみたが、色々と曲を聴いてみると、曲によってはずいぶん音質が違っていてビックリ。イコライザを弄ってみると、250〜500Hz辺りがすごく盛り上がってるみたい。量があまりに多くて、ボーカルにかぶってしまっていたのでクリア感がまったくしない。仕方がないのでイコライザで当該部分を下げた。これでやっと今までと同じような音質になった。これ、考えるに8芯になったことでリアクタンスが変わったんじゃないかなと。抵抗的にはむしろ下がっているだろうし、その辺くらいしか思い当たらない。

さらに追記

ボワつきが我慢できなかったので、結局買い替えた。今度は「White Snake」っての。これでも純正よりはかなり安い。

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で・・良い!メチャメチャ良い!純正はクリアで見通しの良かった音だけど、つまるところ低域が物足りなかった。低域にボリュームが増えて、締まりもある。広域はさらに繊細で美しい。すこし難を言えば、若干、ステージが狭い感じがするくらいか?でも、それこそ聞き耳を立てるように探さないと分からない。どんなジャンルもこなせるが、特にクラシックが良い。凄く良い!

ケーブルは太いけれど、編み込みがしっかりしていて以前のものよりも細い。その分、ちょっと硬めだけど、それでも純正よりは柔らかくて扱い易い。タッチノイズはあるが、最近は色々なアイテムがあるので問題無いだろう。

ただ、問題があるのは、カナルワークス のIEMにはキッチリ入らない。

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問題が出るほど浮いてるわけじゃないが、見た目はよろしくないかも。しかし、この音はちょっとクセになるなぁ…。