南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

ナットを削って弦高を下げてみた

先日、1フレットのセーハができないというエントリーを書いた。で、ネットで色々と調べてみると、弾き方そのものもあるとしても、弦高がちょっと高いのではないか?と疑問を持ったわけだ。

いくつかのサイトを見ると、弦高は、2フレットと3フレットの中程を軽く押さえて、1フレットと弦の隙間がコピー用紙1〜2枚とある。実際にやってみると、僕のウクレレでは5枚の隙間がある。きっと上手い人ならこれでも弾けるのだろうが、この辺をちょっと弄ってみようかと思った。ただ、こういった調整はシロウトはしない方が良いとのこと。それはまあ、そうだと思う。楽器は繊細なものだから。

ただ、このままだと1フレットのセーハがなかなかできそうにないし、実際に1フレットを押さえる時には結構力を入れて押さえている。これだったら下げてみるのもありかなぁ・・と。

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で、方法としては2つある。

  1. 溝を削る
  2. ナットを外して下部を削る

溝を削るのはちょっとハードルが高いが、ナットの下部を削るのならできそうだ。そもそもこういった作業の経験は充分ある。

ということで、弦を緩めてみたら、アッサリとナットが外れた(写真、撮り忘れました)。これで良いのか?(^_^;)

一応、接着剤が付いていたが、少量だったせいか指で真っ直ぐ引き抜くようにしたら軽く外れた。こうなればもう後は簡単。サンドペーパーで削るだけだ。削る量としては、コピー用紙が5枚入ったことを考えると、3枚分くらい。あまり削るとビビりの要因になるようだし、この辺は慎重にいこう。コピー用紙は1枚が0.08〜0.1mm。ウチにあるコピー用紙は上質紙なので0.1mmと考えて、だいたい0.3mmを削ることにした。この作業過程は動画も静止画も撮って無かったのでご勘弁を。というのも、とりあえず削って嵌めてみたら、それでもうOKな感じだったので写真がない・・というわけなんだけど。

とりあえずチューニングを合わせて、セーハしてみた。

おぉ、良い感じ。というか、この後に色々と弾いてみると、すごく弾きやすい。最初はかなり悩んでいたけれど、やってみて正解だった。ちなみに、溝を削るためにこんなものも用意していたが、結局使わなかった。まあ、この先、ウクレレを続けるのなら使う場面もあるだろうし、無駄にはならないだろう。

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高さはこれでちょうど良いので、後は接着剤で完了。わずか30分ほどの作業で終わって拍子抜けした感じでもある。

あと気になっているのは、オクターブチューニングだけれど、こちらは更にハードルが高そうなのと、現状でそれほど違和感を感じていない(もちろんチューナーで調べると少しズレてるんだけど)ので、もうちょっと上達したらまた考えよう。まずは、このウクレレでやれるところまでやるつもり。

最近はだんだんと楽しくなってきているんだけど、昼間は仕事、夜は帰りも遅いしなかなか練習時間が取れないのが悩みどころである。まあ、その辺は気長にやっていこう。楽しむために始めたんだしね。