僕はここ数年、三つ折りの財布を使っている。長財布か、二つ折りか、そして三つ折りかは想像できる通り、その表面積と厚さのトレードオフだ。長財布はできれば小銭は別に持ち、スマートに、二つ折りは小銭も入れつつ薄め。そして三つ折りは厚さは犠牲にしつつ、コンパクトという感じだろうか。僕はこの中から「コンパクトであること」を選んだわけだ。
数年前だと三つ折り財布はあまり品数が無くて、選択肢が少なかった。そのうちにコンパクトで薄型のものが市場で人気が出ていたようだが、これも小銭は別に持たないといけない。そういう意味で僕が欲しかった要素は以下だろう。
- コンパクトにまとまって、ジーンズのポケットにスッポリ入る
- カードは3〜4枚が入れば良い
- コインはボックスタイプが出し入れが楽
これだけのことなのに、需要がないのかな?と当時は思った。
で、今のが3つめ。皮が少し上品になって、よりコンパクト。その分、カードは最低限しか入らないが、そもそもカードは毎回使うものはそれほどなく、診察券などは別のカードケースに入れる方が良いと判断し、これを使っている。
これで上記の3つの条件は満たし、小銭もそこそこ入る。カードもう少し入るが、それだと厚みが結構増すことを覚悟しなくてはならない。しかし、このサイズならジーンズの前後のポケットにスッポリ入って歩いても違和感がない。個人的にとても重宝しているので紹介してみることにしたわけだ。
とりあえず中身はこんな感じ。お札はもう少し余裕がある。小銭もボックスタイプは結構入るが、こちらもあまりたくさん入れると膨らんでホックがハマらなくなる。まあ、ボックスタイプは小銭を取り出すのが楽なので、思いのほかたまることもないのがメリットだ。
ただ、難点もある。それはお札が曲がること。
この状態だと自動販売機にお札を入れにくいこと、それと、レジで少し嫌な顔をされることがあるので、出す時には少し伸ばして出すようにしている。これが面倒と言えば面倒かも。
それでも、このサイズに一度慣れてしまうと二つ折りの財布はちょっと大きい。このサイズだとジーンズだけではなく、僕の使っている普段使いのバッグのポケットにもジャストサイズで入るのが良い。今ではお札での支払いはカードで、小銭はApple WatchにSuicaが入っていることもあって、財布自体にそれほど容量を必要としなくなったこともあるが、こういったところで持ち物のダイエットができるのはなかなか便利だと思う。
身近には意外に使っている人がいなかったので、ちょっと書いてみた。気になった方は色々なタイプを調べてみると良いだろう。