南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

帽子の汗じみを何とかしたい!

夏場の散歩は常に帽子が必要。その日にあわせていくつかの帽子を使っていたのだけれど、かぶった後の手入れを怠ったせいか、ネイビーカラーの帽子に汗じみが・・。

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こんなものすぐ落ちる・・と思ったんだけど、これが意外にシツコイ。最初は普通の漂白剤で試したりしたけどダメ。他にもネットで色々と情報を仕入れて試してみたけどやっぱり落ちない。

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こりゃダメかぁ・・と思って、「そもそも皮脂なんだから熱に弱いんじゃ?」と考え、スチーマーを使ってみた。

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これが意外に落ちた。下手な洗剤よりもマシかも。これで皮脂を浮かせて、そこを洗剤で落とせば・・そう思って、試してみた結果がこれ。

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おぉ!だいぶ目立たなくなった。でも、これでも太陽光下で見るとまだまだ目立つ。これを何度か繰り返せば・・と思ったのだけれど、そもそもここまで様々な漂白剤や洗剤を使ったせいか、心無しか全体が色褪せしている。写真だと分かりにくいかも知れないが、経年劣化っぽい感じで若干白っぽい。うーん。

で、ちょっと考えた。「落ちないんなら、染めてみれば?」である。

早速ネットで染料を買ってみた。あくまで部分的に使うので、全体を染め上げるものではなく、筆を使って塗るタイプのもの。

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問題は元の色とどの程度変わるのかという点だったので、最初は目立たない部分でテストしてみたが、悪く無い。早速、汗じみのところを塗って乾かしてみると、良い感じに染まったのだけれど、明らかにそれ以外の部分が白く色落ちしているのが分かった。これなら帽子のツバの部分、ツバに近い目立つ部分を全体的に塗ってみた。

で、完成。

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こうやって見ると、良い感じ。少なくとも汗じみはキレイに消えた。が、乾いてみると他と色合いが微妙に違う。試し塗りの時にはそれほど気にならなかったのだけれど、広範囲に塗るとそうでも無かったようだ。

しかし、これ以上コストを掛けるのもいかがなものか?と思い、これで良しとした。染めることは成功したのだけれど、色合いがマッチするというのはなかなか難しい。これは、クルマを自分で修理するときにも散々経験してきたことなので、まあ、予想の範囲ではある。パッと見、気になるほどではないので、しばらくはこれで使ってみようかと思う。お気に入りの帽子だし、既にこのモデルは販売していないのでね。

結論としては、「汗じみはこまめに落としましょう」というところなのかな。