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南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

日常生活で思うこと、電子ガジェット、オーディオ、映画、小説を紹介するサイトです。

オフィスが五月蠅い!(オープンオフィス)

心とか社会とか 健康管理

もうね、最初からダメだったんだよ。

ウチの部署は仕事柄、資料を作りつつ集中して考えることが多い。そのため、以前はひとりひとりはパーティションに区切られた席だった。それがいつしか、欧米での流行?だかなんだか知らないが、「オープンオフィス」を掲げて「いつでもみんなですぐにアイディアを出し合って議論できるような」とか「良好なコミニュケーションのため」とか言って、一切のパーティションを取っ払ってしまった。そうしたら、もうまったく下記の記事と同じ。

gigazine.net

仕事や思考に集中できない、ストレス満載のオフィスのできあがり。「ウチの子供のお弁当作りが毎朝大変で・・」とか「僕が教えている野球チームが・・」とか「○○のラーメンが美味しい」とかそんな話題ばかり。もちろん、仕事の話しが大多数ではあるんだけれど、とにかく他人の声で思考が中断される。

しかも運の悪いことに、僕の周囲は声の大きい人が多い。これは以前にもエントリーで書いた気がするけれど、70dBを超えるほどの会話!だったりする。「ここは地下鉄か!」ってなもんで。いや、雑音が会話の内容として耳に入ってきて思考の邪魔をする分、地下鉄よりも始末が悪い。

仕事の効率が悪い。ストレスが溜まる。身体が強ばって筋肉が痛い・・もう悪いことしかない。そもそも、以前だって、ちょっとした休憩コーナーや昔は多かった打合せブロックにそれぞれが集まって会話や議論はしてた。それをオープンスペースでやるから、関係ない人たちには騒音でしかない。

偉そうに言うわけじゃないが、最初からそうなると思ったし、やっぱりそうなった。

 

で、「これはもう自衛するしかない」ということで、まずは耳栓を試してみた。

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MOLDEX フォームタイプ耳栓

http://www.moldex.com/jp/hearing-protection/foam-earplugs/

 

これ、上記の会社のものだけれど、お試しで数種類のセットになっているものが売っている。僕が色々と試してみた結果、しっかりとしたちょっと固めのフィット感のこれが良いと思った。NRR(Noise Reduction Ratings)は33dB。イヤホン好きな人なら分かると思うが、イヤーチップのComplyを付けているような感じに近い。また、他にも色々な製品があるのでネットで検索してみるか、実際に買って試してみるのが良いと思う。

しかし、これでも人間の声は入ってくる。普通の会話なら何を言っているのか分からないのだが、なにしろ70dB超なのである。30m離れたところからでも会話の内容が分かるくらいの大声で話してるヤツらがいる。「五月蠅い」と注意したこともあるが、キリがない。この耳栓でもやっぱり人間の声はダメだが、それでも無いよりはマシだ。まあ、そもそも人間はまったく無音の状態が長く続くと精神的な問題があるとの説もある。この程度が実際には無難なのかも知れないとも思う。

また、人から話し掛けられるシチュエーションを考えると返ってこの方が良いというケースもあるだろう。例えば、ノイズリダクションのイヤホン/ヘッドホンでも同様に人間の声の帯域はある程度聞こえるようにしてあるらしい。以前にもBOSE QuietComfort3を持っていたが(今もあるが使っていない)、それも人間の声は聞こえるようになっていた。

 

しかし、どうしても我慢がならない時もある。そんな時は、逆に音で会話を消すことにしている。そう、単純に「音楽を聴く」である。

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仕事で使っているのはこれ。セミオープンなので、近くで声を掛けられれば気付く。音質だけで言えば、以前のエントリーにも書いたSoundTrueの方が良いのだけれど、イヤーチップの付け心地、人の呼びかけに応じられるという点ではこれが良い。ちなみに、これは防滴のスポーツタイプ。BOSEにはBluetoothのワイヤレス/ノイズリダクションタイプもあるが、あれよりも僕はこちらの方が好きだ。なんというか、「耳に入れてる」感が無い。このイヤーチップは本当に優れていると思う。

blog.rei1963.net

ただ、流す音楽は注意が必要だと思う。日本語や英語の歌詞だと聴き入ってしまうことがあって、逆に集中が乱れるし、EDMなんかだとそっちが五月蠅く感じてしまう。かといって環境音響なんかだと遮蔽?的にはちょっと物足りない。クラシックだとダイナミックレンジの変化でピアニシモの時なんかはあまり用を足さないかも知れない。

ということで、僕はイージー・リスニング系の音楽を使っていることが多い。GONTITIとかが最近のお気に入りだ。

実を言うと、僕の上司は「仕事中に音楽など聴いちゃいかん!」って人だったのだけれど、それで僕の体調が悪くなっていることをちゃんと説明し、今は了解を得て使っている。ただ、これもやはりちょっと心配があって、ずばり「難聴」の危険だろう。年齢も年齢だし。そう考えると、状況に応じて色々と使い分けるのが一番・・ってことかなぁ・・と、今は考えている。もっとも、こんな「オープンオフィス」なんて止めてくれればそれが一番なんだけどね。すぐに欧米を真似したがるのは良くない。まあ、そういうケースはとても多いんだけどね。