僕はあまり大きいスマホは好きじゃない。以前にも何度か書いているが、エッジまで指が届かないからだ。それに、画面の端っこからのスワイプ操作も良く使う。なので現在使っているのはiPhoneSEなわけだ。
で、脚くて杖をついている僕は、毎日改札で恐い思いをしている。それは混雑の中で片方に杖、片方にSuicaをケースに入れたiPhoneを持っているわけで、両手が塞がっている。これで転倒すると結構怪我をする。ということで、今回、AppleWatch2がSuicaに対応したことで、購入を決定したという経緯がある。まあ、最初のモデルも仕事で使ったりはしていたので、その辺は以前のエントリーを読んでいただくことでご容赦願おう。
ということで、今日は「iPhoneSEとAppleWatch2でSuicaを使う」を設定をしてみたので紹介してみる。 実は、実際に定期を使うのは払い戻しの関係で来週からになるのだが、少なくともSuicaとオートチャージの確認はできる。
まずは手順を書こう。通常の場合と違うと思われるのは、僕の場合はまずは既存のオートチャージを解除することからだ。
- 駅のVIEW ALTTEでオートチャージの解除
- iPhoneSEのSuicaアプリからSuica(定期)の購入
- エクスプレス設定(無操作で改札を抜けるため)
- 発行したSuicaにVIEWカードでオートチャージを設定
こんな感じだ。実は結構簡単だったりする。ちなみに、ビックカメラSuicaカードはApplePayのSuicaには対応していない。QuicPayとしてクレジット機能は使えるが、あまりメリットがない。ApplePayを使うのなら、別のカードを用意した方が良いだろう。ビックカメラのポイント還元も含めて考えれば尚更である。ちなみに、以下のサイトに細かい説明がある。PDFファイルの部分を良く読んでみれば、VIEW Suicaのクレジット一体型は使えないとある。
ちなみに、これ、登録自体はできるのでやってみたのだが、はて?この場合ビックカメラのポイントはどうなるんだろう?とか色々と疑問が沸いたので、電話で問い合わせをしてみたら、「ビックカメラSuicaカードはApplePayは使えませんから!ちゃんと書いてあります!」とちょっとキレ気味に怒られた。きっと、この手の問い合わせが多いのだろう。ご迷惑をおかけしてすみませんでした。>サポートの担当の方
参考までに、登録すると下記のような表示になってしまう。プラスチックカードが使えない時点で、ポイントカードは別に作らないとならないし、クレジットで買った場合の還元率も低下してしまう。うま味は無いと思う。
ただ、Watchアプリから登録するとどうも使えるように見える。これは後日試してみようと思う。条件としては、QuickPayなりiDでの支払いができ、プラスチックカードが使えることだ。ダメだったら削除すれば良いだろう。まあ、ダメだと言われているので期待はしていない。
オートチャージの解除
まず、「駅のVIEW ALTTEでオートチャージの解除」だが、これは僕が現在のSuicaにオートチャージの設定がしてあるためで、それを解除して新しくAppleWatchのSuicaと紐付ける必要がある・・というか、そういう設定で使いたい。この解除作業は、オートチャージは1枚のSuicaにしか設定ができないためである。
解除はJRの駅にあるALTTEでやる必要があるのが微妙にメンドイ。画面を撮影してくるのを忘れたが、これは画面のメニューのガイダンスからやれば簡単にできる。その際、オートチャージを設定してあるVIEWカードとSuicaを忘れずに。当たり前だが、両方必要になる。ちなみに、下記のサイトで細かく説明がある。
Suicaを解約したら、その時点でオートチャージも外されるとは思うのだが、今回はプラスチックカードも暫く残しておく(定期の払い戻しの関係で)ため、この作業が必要になる。その辺は、ちょっと調べてみたが、すぐに分からないので後日追記しようと思う。
iPhoneSEのSuicaアプリからSuica(定期)の購入
こちらもiPhoneSEの場合には手順がある。これはiPhone6や6sでも同様だろう。で、最初に断っておくんだけど、画面の順番が微妙に違っているかも。(^_^;)
スクショを撮っていたんだけれど、どうも後で見返すと順番が微妙。その点はご容赦願いたいが、一連の流れで問題なくできると思う。
- AppleWatch2をペアリングしておく
- AppStoreから「Suicaアプリ」をダウンロード
- Suicaアプリから定期を購入
- エクスプレスカードを設定
- オートチャージの設定
この順番だ。もちろん1番と2番は逆でも良い。iPhoneSEはApplePayに対応していないので、Suicaアプリをダウンロードしても以下の表示が出る。
で、AppleWatchをペアリングした時の画面が以下になる。これでSuicaを発行できる。細かいことだが、この場合はプラスチックカードのデポジットが発生しない。当然と言えば当然だが、これはありがたい部分だろう。
ここで上下にあるどちらでも良いが、「+(プラスマーク)」「+Suica発行」を選択すると、下記のメニューが表示される。
選べるのは見た通り、3種類。
- Suica(無記名)
- My Suica(記名)
- Suica定期券
僕は定期券にした上でオートチャージを設定するので、「Suica定期券」を選択する。
事前に会員規約を読んで、ここで会員登録を選択。画面に必要な情報があるので、それを入力。
次ぎにモバイルSucaの登録。
駅名を訊いてくるのでこれも入力。ちなみに「駅」は付ける必要がない。
まあ、確認画面かな。
そして使用開始日と期間を選択。
そして支払い方法。オートチャージも使うので、登録してあるビックカメラSuica VIEWカードを指定する。(ここ、クレジットカード情報を登録した気もする…が、覚えてないのでご勘弁を)
これでカードの登録が完了。
登録されたことが表示される。
画面では、次ぎにそのままエクスプレス設定に移る。これは、AppleWatchでいちいち画面を表示させなくても改札を通るためには必須だ。もちろん後からWalletからも設定できる。
エクスプレス設定をする
先ほどの続きでそのままエクスプレス設定が可能だ。というか、そのままこの画面に映ったと思う。すみません、この辺、ちょっと曖昧です。ただ、特に流れに沿って操作すれば普通に完了できる。
オートチャージの設定
こちらはSuicaアプリから設定する。アプリで指定したSuicaの「チケット購入・Suica管理メニューから「オートチャージ設定」を選択する。
この画面から「オートチャージの変更/設定」を選択する。
オートチャージの同意画面。決済系には必須だね。
最後にオートチャージの金額を設定する。もちろん後からでも変更が可能だ。この辺が駅に行かなくてもできるのがとてもありがたい。
設定の確認画面。知らなかったのが、期限がある。よく考えれば、これは紐付けたカードの期限だ。
これでオートチャージの設定も完了。終わってみればとても簡単だ。
使ってみた
一駅だけ、オートチャージと反応を確かめるために使ってみたが…、はい、無事にチャージも通過もOKでした。
通過も少しもたつくかな?と思ったが、ブルゾンの上からでも普通のSuicaと同じでストレスフリー。特に今朝は雨が降っていたので、片手に杖、片手に折り畳み傘を持ってたが、ストレスフリー。いや、分かっちゃいたことだけどスッゴク楽ちん。これで駅での転倒も減るかな?それを期待している。