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南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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いざ、ペインクリニックへ

健康管理

杖をつきはじめて6年、痛みの原因を色々と探るために多くの整形外科に行ってみた。しかし原因は分からない。X線で痛む部分の状態を見たり、MRIを撮ってみたり。それでも原因は分からなかった。そのことが結果的に精神に深い負担となり、抑うつ状態を引き起こしたのが現状である。

ペインクリニックはここ数年で名前を聞くようになり、色々と調べてみたりしていた。主治医とも相談してみたが、主治医はかなり反対だと。要するに、痛みの原因を探り、それを見つけ出して治療するのが医療だと言う主張であった。それには僕も納得はしている。僕の仕事はまったく異なる分野だが、トラブルが起きた場合には必ず原因を見つけ出さなければ再発する危険性があるからだ。だが、色々と調べてみて、やっとペインクリニックを試してみる・・というか挑戦かな?してみることにした。

www.ntt-east.co.jp

ペインクリニックというのは、主に疼痛に対する治療法で、神経ブロックなどを麻酔薬によって行うケースが多い。ネットでも色々と調べてみると良いのだが、上記のように個々の病院のサイトが検索結果として表示されるので、基本的に自分が行ける場所の周辺で情報集めをするのが良いだろう。ちなみに、上にはNTT関東病院のサイトを貼ったけれど、僕が行ったのは近所のペインクリニックだ。

 

で、実際に行ってみたので施術について書いてみよう。僕の場合は腰から下、膝、ふくらはぎ、足底筋膜炎とも診断された足の痛みなので「硬膜外神経ブロック」を行った。

  1. 問診(割と詳しく色々と訊かれ、足を触られたり)
  2. X線による状態の把握(正面、斜め、横)
  3. 麻酔薬の注入
  4. 経過観察(血圧測定と看護師の目視)しつつ、麻酔が切れるのを待つ(1時間ほど)

日本ペインクリニック学会にその方法が書いてあるので、それも載せておこう。

日本ペインクリニック/神経ブロックとは

http://www.jspc.gr.jp/gakusei/gakusei_cure_04_01.html 

 麻酔と言っても局所麻酔であって、部位を特定して施術できる点が良いのではないだろうか。また、麻酔であっても、それは交換神経機能を遮断し、それによる血管拡張作用によって血流の改善を行うものらしい。他にも麻酔薬ではなく、他の方法によるものも多く取り入れられているようだ。調べてみると、ペインクリニックは1962年には既に行われており、歴史が長いことも初めて知った。もっと最近の治療法だと思ったからだ。

 

さて、細かいところはそれぞれご興味がある部位やクリニックで調べてもらうとして、僕が体験したことを書こう。

実を言うと、最初はビビりまくってた。(^_^;)

いや、だってさ、背骨付近に注射するんだよ?痛いと思うじゃん、フツー。で、医師にそう言うと「硬膜外に麻酔薬を打つだけで、脊髄に届くわけじゃないからそれほど痛くないですよ。」とのこと。いや、調べて知ってる。知ってるけど怖い。

で、実際にやってみた。

最初は麻酔の注射、続いて少し太い針の注射で薬液を注入する。痛み自体は、針が刺さる時の痛みと薬液が身体に入る時の痛みの2つだ。前者は注射と同じ。僕は注射は平気なので、チクリと感じたくらいで大丈夫。ただ、薬液が入って来る際に、腰から腿の辺りに圧迫感のある重い痛みが走る。これ、時間が長かったら結構キツイと思うが、数秒で終わる。正直、「あっけなかった」のである。

その後は一時間、血圧を測りながら様子を見る。麻酔薬による交感神経の遮断によって、血圧が下がり過ぎることを注視するのだと思う。それと血液検査。障害や薬物によって、血液凝固が阻害されている場合がある。その場合には硬膜外ブロックは効果がないそうだ。また、薬液によってまれに呼吸不全を起こしたりする場合もあるので、看護師が常に近くを歩き回り、患者の様子を見ていた。

僕自身は、呼吸不全とか全くなかった。そもそも「まれ」なのである。ただ、腰の圧迫感が残り、最初は腰から下の感覚が鈍くなるのが分かった。その後、一時間ほどで鈍った感覚が戻ってくる。現在、3時間が経過したが、今はもう腰の重みもなくなった。さて、肝心の足の痛みだが・・今のところよく分からない。いや、痛くはないんだよ、今まで痛かったところが。少なくとも病院からの帰り道で足が痛むことは無かった。ただ、これは麻酔がまだ効いているのか、それとも血流の一時的な改善によるものかは良く分からないからだ。この辺は、次回の通院時に、期待と共に医師に尋ねてみよう。

そうそう、今回は痛みが酷かった左から施術した。次ぎは一週間後に右。これを何回か繰り返すことによって血流の改善が安定したものになることを期待するとのこと。「期待」と書いたのは、医師が言うには、完全に治るかどうかは個人差があるとのことだからだ。要するに、これは風邪薬のような対症療法のようなものだろう。(修正:2016/09/27 色々と調べてみると、対症療法ではないとのことでした。基本的に自然治癒能力を高める狙いだとのことです)症状から逆追いし、それで状況の改善を試みる。最初に書いたように、まずは原因を特定して・・というケースではない。僕の主治医が反意を示したのもこれが理由でもあった。

ただ、今の時点で「よく分からない」とは書いたが、痛みも痺れもない。これが単に一時的なものなのか?何回かの施術の先に寛解を成すものなのか?正直、今の時点で判断できないからだ。

 

しかし、とりあえず今の時点で左下半身は実に快適である。あぁ、痛みが無いってこういうことなのね・・なんて不思議な気分。こうなると早く右もやってみたい。ただ、辺り前のことだが、同時にやってしまうと歩行に支障が出るため、片方ずつということだ。

結果がある程度ハッキリするのはおそらく一ヶ月以上先のことだろう。その時にまたエントリーをあげてみよう。ただ、今のところ感触は悪く無い。少し光りが見えたかも?それだけで気分が良い夜である。