南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

これはちょっとしたアイディアでは?(膝用のサポーターを試してみた)

以前から僕は足が悪いと書いている。具体的にいうと膝の痛みで、両足共に痛みがある。ただ、右よりは左の方が痛いという状況だ。歩行時の痛みの緩和のたえに杖をついているのだけれど、サポーターを付けると更に楽なので、今までも色々なサポーターを試してみた。

ガッチリとホールドするものは確かに痛みには有効なのだけれど、蒸れるし膝を曲げることが困難。つまり電車などに乗って座れるケースではかえって痛みが増すことがあり、その場合には外さないとならない。結局、サポート力自体は今ひとつでも、トータルで使い易いということで、下記の写真のものを使っていた。

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ただ、これも長く使っていれば破れたりしてダメになる。一年ももてば良い方だろう。

で、二つ買ったうちの一つがダメになった。というこで通販サイトを見ていると、今までと違うものを発見。早速買ってみた。種類が多かったのと、価格が安かったので2種類のものを買ってみたのが以下のものだ。

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見た目はあまり変わらない。値段も同じ。もっと縦幅が短いものもあったのだが、ホールド感を考えたらある程度の幅があった方が良いのかな・・と思って買ったのだが、見た目はほとんど同じものが届いた。ただ、全面のクッション部分が異なる。

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この写真だと色だけが違う感じだが、実際にはクッション部の厚みと硬さが右側の方が硬くて厚い。他はほとんど同じで、試すのならもっと違うものを買った方が良かったかな・・と思ったり。

で、実際に使ってみた。

 

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装着した感じはこれ。膝の皿の部分があまり動かないように下の部分だけを固定する感じだ。

これだと後ろのマジックテープの部分が少し厚くなって、座ると若干の圧迫感はある。しかし、それでも今までのように膝全体を覆うものよりも遥かに装着した際の異物感は少ない。膝も曲げ易い。

 

 で、使ってみてちょっと驚いた。理屈はまあ分かる。それでも膝の下を固定しただけなのに、思った以上に膝は固定されているのが分かる。

僕の膝の痛みは立っている時には痺れるような痛み。このせいで10分と立っていられない。ゆっくりと歩く方がまだマシなのだが、この際にも軽い痛みが続く。問題なのは、座っている状態から立ち上がる時と、急な進路変更だ。

最初に上京したての頃、東京の人たちが平気で人に当たるのに驚いたものだ。それは今でも同様だし、基本的に謝ったりもしない。それが常態化して「普通なこと」になっているのだろう。地元では考えられなかったことだ。それは今でも変わらない。酷いことだと思う。

まず僕は、そもそも真っ直ぐ歩けている自信がない。膝をかばい、たまに痛みで左右に揺れる。そんな時に他人と当たる。また、歩くのが遅いので、すぐ横をすり抜けるように歩く人がかなり多い。本人は「当たっていないのだから良いだろう」くらいに思っているのだろうが、僕としてはその瞬間の無意識な体重移動でかなりの痛みが走る。最近では歩きスマホで平気でぶつかってくる人が増えた。当然、これも謝罪の言葉はほとんど出てこない。

 

話がズレたけれど、そんな時に激痛が走る。思わず座り込みたいくらいの激痛。それを緩和させるのがサポーターの役割なのだ。

ただ、今までのものは前述したように電車なのでかなり不便だし、長時間つけているとズリ落ちてきたり膝裏や腿が痛くなってくる。そんな時にこれを発見したのである。

 

最初は「こんなモノ、役に立つのか?」が半信半疑。だが使ってみてすぐに、これが非常によく考えられているシロモノであることが分かる。膝下に巻くことで皿の部分が安定し、痛みがかなり緩和される。しかも、激痛が一度も無かった。なるほど、理にかなっている・・と感じた。

で、2種類を使ってみたが、厚さと硬さがある右側の方が痛みが少ない。それを考えると他のものも買ってみようか・・そんな気分になる。膝の裏側に止められたマジックテープも膝下になったせいで圧迫感も少ない。それでも座った場合に膝を折り曲げると多少キツさがあるが、以前のものに比べるとずっとマシだ。

 

そもそもこれは運動の補助用なようで、今までこんなものがあることに気が付かなかった。いつも健康器具として膝サポーターとして検索していたのだが、おそらく検索の仕方が悪かったのだろう。

今までのものよりも段違いに快適。痛みも少ない。良いものを見つけた。

ただ、付けっ放しはあまり良さそうじゃない気がするので、しばらくは通勤など、長時間歩くことが求められる際のみに使ってみよう。

ということで健康器具?いや、どちらかと言うと治療目的なので医療器具的に考えているのだが、しばらく使ってみようと思う。