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南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

日常生活で思うこと、電子ガジェット、オーディオ、映画、小説を紹介するサイトです。

うーん、イマイチ(ポタフェス2016東京)

ポータブルオーディオ

毎年ヘッドホン祭りと同様に楽しみにしているのが「ポタフェス」である。ただ、前回のエントリーにも書いたけれど、今の環境がかなり気に入っているので、最近はあまり食指が動かなかったのも事実。ただ、今回はちょっと気になるものがあったので楽しみに出掛けてみた。

ちなみに今回の目的はこの4つ。

www.itmedia.co.jp

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で、先に書くけれど、残念ながら時間が無くて「AKG N40」は聴くことができなかった。とても残念だが、これは店舗に並んでからで良いだろうと諦めた。

現在のプレイヤーはFiio X5 2ndである。最初に結論を言うと、やっぱりX5は硬質な音が特徴的で、これに慣れると他のプレイヤーが物足りなくなる。もちろん、「音は好み」である。ただ、人間は慣れたものを「良い」と感じる傾向があると思う。それを含んだ上で読んでいただけると有り難いです、ハイ。

Astell & Kern AK70

まずはやっと良い感じの価格帯、大きさのモデルがAKから出てきた。既に販売されているが、早速聴いてみた。

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実に丁度良い大きさと軽さ。スタイルも洗練されているし、今までのAKモデルで培った熟成具合が分かる。普通にカッコイイと感じたのが第一印象だ。

さて、音だが・・前のブログで他のサイトで「AK320以下」みたいな評価を見ていたが、実際はどうだろうか?という視点で聴いてみた。うーん、やっぱり少し物足りない。今回のイヤホンもCW-L15である。とにかくフラットで音数が少なく高精細な機種なのでDAPを評価するのにはとても適していると最近思うようになった。で、聴いてみると、X5の硬質な音に慣れているせいか物足りない。音はやっぱり「AKの音」だと感じるが、そもそもAKの音が好きなわけでもない。高精細でバランスが取れていると思うが、音の立ち上がりというかエッジが取れたような音に感じてしまう。これは合わせてみるイヤホンにもよるが、個人的に価格が見合っていないと思っていることもあって今まではまったく視野に無かった。今回のAK70は更にそれを薄くしたような音に加え、どうもナローな印象が強い。そう、ハッキリ言うと面白くない。せっかく価格も良い感じ、スタイルも大きさも重さも凄く良い感じになってきたのになぁ・・という結論である。上に書いたように、これはどのイヤホンに合わせるかにもよるだろう。DAPはイヤホン/ヘッドホンとの相性があるのはどの機種でも同じだ。ただ、少なくとも今回は縁が無かったということだ。うーん、惜しい。割と真剣に。

それから、バランス接続については、個人的にどの機種でもバランスはどうも「違和感」がある。不自然に感じるのだ。以前にも書いたが、音場が広がって個々の楽器の明瞭さは上がる。ただ、音場の中に楽器が離れてバラけて鳴っているような違和感だ。以前、バランス接続にはとても興味があったが、最近はアンバランスで良いと思っている。まったく関係ないのだが、最近クルマを買って、カースピーカーのチューニングを自分でやった。その時に自分の好きな音に近づけていくのだけれど、そうやって弄っているウチに、フロントスピーカーやリアスピーカー、サブウーファーやチューンドツィーターがバラバラに鳴っている・・あの感じに似ているなと思った。まあ、余談だが。

ということで、こちらでのバランスは試していない。

Luxury & precision L3

こちらも今回、とても気になっていた機種だ。ネットでの情報で、スクロールができないなどまだまだ機能的に足りない部分が多々あるようだが、それもアップデートで対応するとのことで現時点ではまだ「買い」ではないかも知れない。だが、とてもスタイリッシュな機種だ。これもすっごくカッコイイ。

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こちらの感想は・・こっちもまだまだかなぁ・・。プロトタイプ?という言葉が真っ先に頭に浮かぶ。そもそも画面を見てもアートワークが表示されない。対応タグの問題などもあるのだろうが、他のDAPで表示されるのにこれはNGだった。まあ、アップデートで対応すると言っているくらいだから、この辺もこれから対応なのだろうと想像する。

さて音だが、これもプロトタイプという印象。何と言うか・・イコライザーを変に弄って聴いたような感じがする。微妙に盛り上がっているところと出ていないところがあるというか・・もちろん、あくまで「個人の感想」なんだけれど。こちらは家人がバランスも試したが、音が平坦でチープという評価をいただいた。まあ、バランスは規格の乱立も含めて今は使う気が無いので特に気にはならないが。

とにかく、色々と詰めるべきところがまだまだたくさんあると感じた。それと最初から分かっていたが、やっぱりフォンアウト端子が下部ってのはなぁ・・。

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確かにボリュームは頻繁に触らないとも思うし、iPhoneの用に逆さにしてポケットに入れれば良いだろう。しかし、それだと折角カスタマイズできるボタンが上部に備えられているのに使うことができない。ボタンの配置という意味では、曲送り、曲戻しがサイドにあるのも違和感があるし使いにくい。X5を何度も比較に出すのは良くないかも知れないが、X5は前面にボタンがあり、服の上からでも再生/停止、曲送り、曲戻しができる。これはとても便利だ。これを知ってしまうといちいち本体を取り出して操作するというのはかなり面倒くさい。それは液晶パネルで操作するDAP全般に言えることだ。

もちろん大型の液晶パネルはメリットも多いが、個人的には配置の工夫された物理ボタンは必須だと思っている。

ONKYO E900M / W800BT

そもそもハイブリッド機種にはあまり良い印象がないし、今はユニバーサルは購入対象外なのだが、ONKYOがリリースするということで聴いてきた。ちなみに、ユニバーサルが悪いと言っているわけではない。ユニバーサルにはユニバーサルの良さがある。ただ、僕の耳に合うイヤーピースが見付からないというか、しばらくするとズレてくるし、耳への圧迫感が長時間の視聴の支障になる。今は基本、カスタムIEM、それか以前にも高い評価を出しているBOSEのSoundTrue Ultraなどに採用されているソフトで付け心地の良いイヤーチップだけだ。

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キッラキラ。オジサンにはちょっと恥ずかしいかも。(^_^;)

こちらは外見と同様で、BAのキラキラ感がとても強い。これは一聴して分かり易いタイプの高音質だと思う。聴き込んでいけばアラも見えるだろうが、高域はシッカリと伸びていて気持ちが良い。特筆したいのは、ダイナミックドライバが受け持っていると思われる中低域の質が良いことだ。今までは、大抵ブーミーな低域を出す機種ばかりだったが、これは締まった低音で量感も多過ぎず良い感じだ。各ドライバの音の繋がりも悪く無い。購入対象ではない・・と断言しといて何だが、これのイヤーチップがもっと良くなったらちょっと欲しいかも・・と思った。

ただ、上の写真を見ても分かるが、イヤーチップが楕円形に歪んでる。どうもステムが楕円なのか、装着した時に違和感がある。多くの人の耳道がそういうカタチなのかも知れないと思ったのは、BOSEのイヤーチップがやっぱり楕円なので狙ったものなのかも。ただ、嵌まっているチップは普通のもののようで歪んだ感じと硬質なチップの感触が今一つ。しかし、全体的な印象としては悪く無かった。

で、もう一つ。コードレスのBluttooth機だ。

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こういうコードレスは良い面もあるが、落下させたら無くしそうで正直怖い。ただ興味はあるので聴いてみた。

とにかく「デカイ」。家人が知らないウチに後ろからiPhoneで撮影した写真を載せよう。

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これ、そそっかしい僕だったら絶対にショルダーバックのベルトとか引っかけて無くす自信がある。(^_^;)

もう少し小さくなるまであまり現実的じゃない気がしてきた。

音は・・正直に言うと、コードレスには現時点であまり期待していない。情報量の少ない安っぽい音。ただ、こういう製品は、色々と作ってみてユーザーの声をフィードバックして徐々に良くなるものだろう。コードレスも規格は色々と出てきているので音質も期待できると思っている。これからの商品だろうと思う。

結果として

表題にある通り。結果としてイマイチだった。もう同じ機種で一年ほど使っていて、飽きているか?というとそうでもないのだが、他にも色々と試してみたい、買ってみたいという気持ちがある。そういう意味で価格が良い感じに下がったAK70にはかなり期待していたのだが、ちょっと残念な結果になった。まあ、もう暫く現状維持かな。

ただ、以前にも書いたが、CW-L52がとっても良い感じで、今回も再度聴いてみて「欲しい!」と思うようになってきた。多ドラは暑苦しい感じが好きじゃないんだが(今では6ドラは「多ドラ」と言わないかも知れないが)、こいつは好きだ。L52とL12の2個あれば大抵の曲は補えると感じている。64AudioのA5も未だに諦めきれないのではあるが。

ということで、結果は結果としてこんな感じだけれど、充実した一日を過ごすことができた。これだけで充分良い一日だったと言えるだろう。みなさん、お疲れ様でした。