南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

最初から付属していなかった、楽ナビの「ユーザーズガイド」(怒)

いやね、無くしたと思っていたんですよ。

それは、実機を購入前に下準備のつもりでWebマニュアルをダウンロードしてあって、その時には「取付け説明書」「取扱説明書」それに加えてもっと詳細を記してある「ユーザーズガイド」があったので。

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で、無くしたと思っていた「ユーザーズガイド」を購入すべきか、それとも印刷すべきかちょっと悩んで。サイトを見ても値段が書いてない。まあ、見ることはあまりないか・・と思っていたのだけれど、実際に出掛けた先で設定に迷うことが意外に多く、本体の簡易説明だと意味が分からない。

で、ダウロードしたPDFファイルの「ユーザーズガイド」の製本版を見ようにも、無い。「取扱説明書」も簡易な説明で、今一つ意味が分からないことがある。こういうのって、もう少し分からない人にも優しく書いて欲しいもんだよなぁ・・と、マニュアル好きな僕としてもイマイチ不満であった。PDFファイルがあるんだからと言って、毎回iPadなりをクルマに積んでおくわけにもいかない。ということで、印刷にチャレンジすることにした。

 

プリンタはCanonの複合機。Macのプレビューからでもレイアウトでブックレット方式で印刷が可能だ。そもそもA4では大きすぎることから、A4で印刷して半裁するつもりだった。

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これで半裁した時に、最後に重ね合わせるとちょうどA5のマニュアルが出来上がる。

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ところがプレビューアプリからの印刷だと、ブックレットはちょうど折った状態で一冊になるように印刷されている。ここがまず予想外。

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ページ数を見てお気づきになる方もいるだろう。左右のページが飛んでいる。これ、370ページほどある。なので、一気に印刷しないで、少しずつ印刷するべきだった・・が開始してしまったので勿体ないな・・と思ったのがいけなかった。これが最初のミス。

次ぎのトラブルは、途中で紙切れ。ありゃ?もっとあったと思ったんだが・・と思ったのだが無いものは無い。仕方がないので古い紙を引っ張り出してきた。これが2つ目のミス。これなら足りるだろうと思ったのであるけれど、用紙が古いせいか、単に用紙の質のせいか、印刷でジャムった。

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まあ、読めないこともないが・・あまり気持ち良いものじゃない。問題は、全ページ印刷にかけたことだ。隣合わせのページが離れていてこのページだけ差し替えることがかなり面倒くさい。半分だけ無駄にするのを承知でページを指定しても良かったのだが、放置して印刷していたのでジャムに気付くのが遅かった。既に10枚以上こんな感じだ。これを半裁してから該当のページを抜き出して差し替え・・意外にこれが面倒くさいのだ。

 

ここで次ぎのトラブル・・というか、問題発覚。

今まで知らなかったのだが、通常のコンシューマーが使うようなインクジェットプリンターだと、起動時にインクユニットの清掃のためにカラーインクも若干使用する。これはまあ、知っていた。だが、白黒印刷なら関係あるまい・・と思っていたのだが、これが違った。白黒印刷でもカラーカートリッジは減っていくのだ。これは知らなかった僕が悪いのだろう。

家人と共用していたプリンターだったので、今まではカラーインクカートリッジの減り具合を気にしたことはなかった。つまり、そもそも残量が減っていたこともあって、次々にカラーのカートリッジが残量が無くなって交換を強いられる。結局、印刷を初めて100枚に満たないところで3つのカートリッジを交換するハメになった。ちなみに、僕はプリンターを購入してからカラー印刷をしたことが一度もない。家人もほとんどそうだろう。なのに交換しないとならない理不尽さ。しかもカートリッジは結構高価だ。これも消耗品ビジネスなんだろう。

 

更に問題。

途中で古い用紙に交換したので、印刷品質の違うページが3種類できているのが判明。まあ、想定内ではあったのが、思った以上に品質が違っていて、途中で「こりゃ、紙を買い直して全部印刷しなおした方が良いかなぁ・・と思い始めた。

 

ここでフト気付く。「これ、最初から製本版のマニュアルを購入した方が安あがりなんじゃないか?」である。そもそもできあがりが雲泥の差で美しい。早速、サポートに電話したら2,000円。これに送料と代引き手数料が加わるのだが、で、ここで新たな真実が告げられる。「ユーザーズガイドは最初から付属していません。」なんてこった。無くしたんじゃなくて最初から無かったのか!ここで、ジャムった用紙の差し替え、印刷しなおしたら約190ページ近くの紙の使用、そしてインクの消費だ。これなら買った方が安い・・というか、最初からそうしていれば良かったことに気付く。

結局、購入をお願いして作業は止めた。無駄な紙とインクの消費、時間の消費。安くすまそうと思った自分が浅はかだった。

 

まあ、正直に言えば、「ユーザーズガイドなんだからWebダウンロードだけじゃなくて最初から付属品にしておけよ!」ってのはある。というか、普通にそう考えないか?こんなケースは初めてであって、ひどく「不親切」だと感じた。「取扱説明書」で大まかにはまかなえるが、読み進めて設定をしていると説明が不十分なのが分かる。むしろ、なんで最初から付属していないのか?に疑問というよりは怒りが湧いてくる。ユーザーズガイドはイチイチ家に戻ってWebページを見て、あるいはiPadを持ってきてそれでクルマに戻って設定し直すようなモンじゃないと思う。走行してみて、途中で「もっと便利に使えるんじゃないか?」と疑問を感じ、移動先でマニュアルを見返す場面が多い。だったら紙のマニュアルの方が絶対に便利だからだ。

 

結局、今はユーザーズガイドが届くのを待っているのだが、おそらく明日くらいには届くだろう。徒労に終わった時間と無駄にかけたコスト。取り戻せないものだが、この分のコストを返して欲しい・・そんな気分になった。

 

追記

実は、参院選のことを昨日書こうと思ったのだけれど、あまりトピックらしいものが無かったので、結局、途中まで書いてアップしなかった。もちろん事前に候補者は調べ、個々の政党の政策も調べて投票には行ったが。