南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

日常生活で思うこと、電子ガジェット、オーディオ、映画、小説を紹介するサイトです。

作業中にも快適な音楽を(デスクトップスピーカー:プリンストンテクノロジー PSP DPR)

自宅で音楽を聴く。それは極上の楽しみの一つである。ちょっと前に買ったYAMAHA NS-500Fが良い感じになってきているので音楽を聴くのも楽しい。ちゃんとソファで聴く時には2.0chで、自宅内をうろつきながらBGM的に流している時には7.0chである。

ただ、こうやってエントリーを書いている時にはやっぱりデスクトップスピーカーの方が良い。節電にもなるし(サブウーファーは切ってても、7chで鳴らすとそれなりに電力を食う)。

 

で、使ってるのがこれ。「プリンストンテクノロジー PSP DPR」である。実売で1,500円強。もうハッキリ言って安物でもある。だが「悪く無い・・というか充分に良い」と感じている。

f:id:rei1963:20160624173528j:plain

これ、実は実際に音を聴かずに買った・・というか、ポイントで買ったので「買った?」と言えるのかどうか。正直、若干「BOSE M2」に似ているこのデザインが気に入ったというのもある。(^_^;)

 

もちろん、音質についてはネットの評判を根気よく読み、どうも不良品が多いとかUSBから電源を取るのでノイズを拾うケースがあるとか様々なネガティブな声も少なくなかったのだが、総じて良い評価が多かったというのもある。僕の環境ではノイズも無く、今のところ断線もしていない。

詳しい仕様はこちらを見ていただいた方が良いだろう。

www.princeton.co.jp

2W×2W。これでまともな低音が出るわけはない。ただ、この価格帯のものを考えると実に良い感じに鳴る。「デュアルパッシブラジエーター」という機構を持っていて、それがある程度低域のアタックに寄与しているのだろう。横にあるゴム状のペコペコしたものがそうだ。もちろん量感は「それなり」ではあるが、同価格帯で見ると充分多い。特筆すべきは中高域だろう。充分クリア。若干、高域が盛りすぎな感じがするのと、低域はやはり少ないのでそこはイコライザーで調整してあげた方が良いだろう。

そしてデスクトップスピーカーが真価を発揮するのは、文字通り、デスクに置いて自分がチェアに座った近接状態である。この状態で聴くと中高域の充分な美しさに加え、立体感のある音が広がる。これはなかなか気持ち良い。正直「2,000円としては・・」という文言は忘れても良いだろう。上位クラスにも充分対抗できる音だ。特にあまり低域を鳴らさない「GONTITI」辺りをかけると最高に気持ち良い!のである。音場を作るための最低限に足りる低音が出ているのも分かる。精細感は必要充分。BAドライバのイヤホンと比べるのは酷だが、流石にそこまではいかないけれど。

ただ、下にあるのは家人のデスクトップスピーカーだが、流石にこれにはちょっと敵わない。なんと言っても低域の量感があって、あぁ、やっぱり実際にはこのくらいは欲しいなぁ・・と気付かされるのも確かだ。もちろん値段もずっと高くなるわけだが。

f:id:rei1963:20160624175638j:plain

ちなみに、低域がどの程度出てるのか気になったのでテストしてみた。まあ、テストと言っても特定の周波数を流して、その音質と量感を聴くだけだが。

再生周波数帯域は「40Hz〜20KHz」とある。ただ、実際に曲を流してみると、上はともかく、下はそれほど鳴っていないのが分かる。それぞれの周波数テスト用音源を流してみると、20Hzはほとんど鳴らない。これはまあ、仕様でも鳴らないようなので問題ない。で、30Hz。これは少し出ている・・が質があまり良くない。実際、曲の中には30Hz辺りを使う曲はそれなりに存在するし、音場を作る上でこの辺はもう少し量感が欲しいのは事実だ。ただ、そもそも仕様としてそこは出ないと書いてあるので文句を言うところでもない。普段、手持ちのCW-L15を長い時間使っているせいか、それに慣れてしまっていて低域の沈み込みは明かに足りないし、量もそれほどないのが良く分かる。曲によっては「あれ?」となることも少なくない。40Hz。これはそれなりに出ているが、やはり質はあまり良くないし、もう少し量感が欲しい。実際には50Hzくらいから曲の中で鳴っていることを認識できる・・が、普通に音楽として成立するのは80Hzくらいからだろう。

 

ネットで見ていると初期不良が異様に多い感じはするが、僕のは大丈夫だった。まあ、不良品に当たったら交換してもらえば良いだけだ。慣れてくると(それはそれでどうかと思うが)大したことではない。

ただ、皆が言っているようにコードがちょっと短いと思う。

f:id:rei1963:20160624175339j:plain

左右のスピーカー間は80cm。23インチのディスプレイだと充分だが、それ以上の大きさのディスプレイだとこれでは短いだろう。真ん中にあるアンプユニットが邪魔なのだ。ここにはアンプの他に電源スイッチとボリュームコントロールがある。これが必要な人もいるだろうが、PCから使う場合にはボリュームはPC本体から操作するだろう・・と考えると、何もこんな近くに付けなくても?と思ったりもする。ただ、ノートPCでの利用も考えるとこれはこれで必要なのかなぁ・・とも思えるのだが。

また、故障を訴える人の中には断線が原因と感じるケースも多い。この手のスピーカーとして考えても線が特段細いわけではないが、このアンプ部辺りは位置的に考えても断線の原因になりやすいんじゃないかと思う。

 

ということで、値段が安い割に気に入って使っているので紹介してみた。あくまで「作業時のBGMを流すデスクトップスピーカー」であることを忘れてはいけないが、充分に良い音がする良いスピーカーだ。

 

余談だが、ウチはテーブルにBluetoothスピーカーを置いて、食事の時にも小さめの音でBGNを流している。「ウチは本当に音楽が無いとダメな一家だなぁ・・」と認識されるのである。ただ、ウチで一番高額なスピーカーがイヤホンだって言うのが「バランス的にどうよ?」と思う金曜日の夜である。

f:id:rei1963:20160624181452j:plain