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南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

日常生活で思うこと、電子ガジェット、オーディオ、映画、小説を紹介するサイトです。

ラジオ体操の思い出(と歴史とか)

健康管理

ここのところ、家ではラジオを聞くことが多い。と言っても電波を使ったものではなく、インターネットを使った「インターネットラジオ」とか「ネトラジ」と言われるものである。最近は様々な「局」があり、アプリで公開されているものが多くなった。今や電波で飛ばすラジオは過去のもの・・と言いたいところではあるが、自動車などではまだまだ現役でもある。

 

で、昨夜、家人と食事を摂りながらいつものようにネトラジで音楽を聴きつつ、「最初にラジオを聞いたのっていつ頃かなぁ・・」と思った。割と答えは簡単でもある。僕の世代だと真っ先に浮かぶのは「ラジオ体操」である。今の子供はどうなのだろう?僕の頃には夏休みにみんなで毎朝公民館に集まり、そしてラジオ体操をしてスタンプをもらうのが日課だった。いや、夏休みの課題であったと思う。そうやって記憶を手繰っていくと、様々なことを思い出す。あの当時でも夏は30℃を越えていたのに、特別暑いと感じなかったのは何故だろうか?今はアスファルトジャングルのせい?とか、面倒くささもあったものの、毎朝出掛けるのがそれなりに楽しかった思い出もある。あぁ、子供って積極的に外に出るものだったよな・・なんてことも。そしてそのままプールに行ったり、友だちとカブトムシ取りに行ったり。もう40年以上も昔のことだなんて嘘みたいだ。まるで昨日のことのように思い出せる。

 

実際に歴史を調べてみると、「ラジオ体操」は元々は1920年代に訪米した逓信省の猪熊貞治氏が日本に持ち帰った?ものであるようだが、「ラジオ体操」として「ラジオ体操第1」が制定されたのは1951年、僕がまだ産まれる前のことだ。しかも、知らなかったのだが、ちゃんと曲名も「可愛い歌手」と言う名があり、そこから2代目、3代目と受け継がれている。

「ラジオ体操第2」の制定は1952年。主に職場の朝の体操として、筋力を強化することをポイントとし、第1に比べると運動量が多いのだそうだ。ちなみに、簡易な歴史についてはNHKに今も「テレビ・ラジオ体操放送史」として掲載されている。

 

NHK テレビ・ラジオ体操放送史

https://pid.nhk.or.jp/event/taisou/e_taisou_3.html

 ここにも体操の図解はあるのだが、そもそも元になった逓信省から受け継ぐ形で、今でも「かんぽ生命」に体操動画がある。一度自分のカラダで試してみてはいかがだろうか?健康に良いらしいし。Youtubeにもいくつか動画はあるのだけれど、イマイチ、著作権的に分からなかったので貼らないことにする。

かんぽ生命 ラジオ体操動画映像

http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/radio/abt_csr_rdo_movie.html

 

その「ラジオ体操 」も僕の世代の頃にはテレビ放映されていた。所謂「テレビ体操」である。今では「みんなの体操」と言うらしいが、音楽も変わり、当時の「ラジオ体操」の味わい?のようなものは無いらしい。ただ、座位での体操が追加されたことにより、障がいを持つ子供でもできるように配慮がなされている。

「テレビ体操」は僕も見ていた。放送開始は1957年。まだ僕は産まれていなかったし、当時は白黒映像だったようなので、僕が見ていたのは1966年からカラー化されたテレビ体操だろう。僕が小学生になったのは1969年。その頃は前述の「ラジオ体操」を夏休みや学校で行う程度。その後は会社に入ってからの朝礼で必ずやっていたから、それが1982年からということになる。もちろん、今ではやっていない。

 

「ラジオ体操」というと、たまにトピックに上がることがあるが、実際には「第3」まであったことがある。これは動きがかなり複雑で、ラジオで伝えることができず、結局放送が中止になったということらしい。また、2015年に龍谷大学教授監修で復刻されているようなので、興味のある人は(いるだろうか?)探してみると良いかも。

ちなみに、ラジオ体操は運動としてとてもよく考えられたものらしいことも当時から言われていた。そういえば、ちょっと前に、まとめサイトで挙がってたよなぁ・・と思い出したので探してみると・・あったあった、ありました。

matome.naver.jp

ここにここまで書いたこともまとめられているようだ。

 

他にも思い出ってあったかなぁ・・と思い出すと、当時はテレビで「体操のお兄さん」というのがいたなぁ・・と。真っ先に思い出すのは「輪島直幸さん」。愛嬌のある顔と仕草のおかげか、シッカリと名前も覚えている。まだご存命で66歳でいらっしゃるようだ。しかし、頭の中にはもう少し晩年の輪島さんも覚えている。こちらも調べて見るとすぐに分かった。「満点体操」だ。インターネットってこういう時は便利。

 

その後は、ラジオを聞くのは高校生になってから。アルバイトで買ったラジカセで洋楽を聴くようになってからだ。この頃にはもうAMラジオではなく、FMラジオをメインに聞いていたハズだ。そうそう、アルバイト料で初めて買ったのがラジカセだったっけ。もう40年も前のことかぁ・・。

改めて考えれば、当時考えていたような「21世紀」は訪れていなくて、クルマも空を飛んでいないし、ファッションも何度かの懐古を繰り返してはいるが、それほど変わっていないと思える。大きく変わったのはやはりインターネットとスマートフォンなんだろうな。それ以外にも細かくホームネットワークやAI、AR/VRなどもあるし、一般の人が分からないインフラであるとか、下位レイヤでは結構な技術革新もある。

しかし、最初にそういった「モノの進化」を感じさせてくれたのはテレビであり、電話であり、そして「ラジオ体操」に象徴される「ラジオ」だったんじゃないかなぁ・・そう感じる夜であった。