読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

日常生活で思うこと、電子ガジェット、オーディオ、映画、小説を紹介するサイトです。

【ネタバレ】キャプテン・アメリカにハズレ無し!(映画:キャプテン・アメリカ シビル・ウォー)

先に書いておくけれど、まだ観てない人はこのエントリーは読まない方が良いと思う。面白さが半減しちゃうから。

 

正直ね、ドキドキでしたよ観る前は。アベンジャーズみたいにヒーローが入り混じって出てくると、ストーリーが希薄になって面白さが半減しちゃうと僕は思うんだけど、今回の「キャプテン・アメリカ シビル・ウォー」は実に面白かった! 個人的に「キャプテン・アメリカにハズレ無し!」と思ってるけれど、今回も期待は裏切られなかった。

今まで多くの人を救ってきたアベンジャーズ。しかし、その戦いに巻き込まれて命を失った人も少なくは無い。アベンジャーズの面々は「危険」と見なされ、国連の管理下に置かれることになった。それに応じる者、反発する者、それぞれの思惑を他所に新たな敵が現れる。果たして彼等のチームワークはどうなってしまうのか?

と言う感じのストーリー。しかしこの映画は多くのヒーローが参加するが、やっぱり「キャプテン・アメリカを中心とした物語」だと言う一本の芯がある。それがマーベルでも個々のヒーローの映画が好きな理由でもある。今回はトニー、バッキー、そしてスティーブが物語の中心人物だ。

 

まずは、動画やポスターを観ても分かる通り、国連の管理下に応じるか応じないかでヒーローたちは分断する。それと同時に新たな敵が何かを画策しているのが今回の主軸となるところだ。ズバリ、敵のターゲットは「ウインター・ソルジャー」こと、バッキーである。

その布石としてのシーンが最初のスタークが奨学金を出すところ、謎のバイクの男が車を狙うところなどいたるところに配置されている。それがメインのストーリーを成しており、それが最後に見事に明かにされる。それも観るものの思惑を裏切ってである。

もちろんカンの良い人にはある程度読めるのは確かだが、それにまさか、スタークが絡んでくるとは思う人は少ないのではないかと思うし、敵であるジーモの目的がそこにあるとは思えないようなミスリードを誘うシーンもある。いやぁ、映画はこうでなくっちゃ。

 

「悪」はあくまで「ヒドラ」である。ただ、それを実行に移した戦闘員に対する怒りは分からないでもない。終盤のスタークことアイアンマンとキャプテン・アメリカ、そしてウインター・ソルジャーの戦いは圧巻だ。それぞれにそれぞれの理由がある。そしてそれはその三人の誰かが悪いというわけではない。もちろんバッキーは最終的に罰ではないが、洗脳を解くまでコールドスリープされるわけだが、両親を殺されたスタークの怒り、親友を守りたいと言うスティーブことキャプテン・アメリカの気持ちはとても良く分かる。この辺りが単なるアクション映画に終わらないところが良い。

 

と言いつつも、アクションもやっぱり面白い!それぞれのヒーローたちの戦いは、むやみに罪の無い人を巻き込まないための飛行場での戦闘なのではないだろうか?個々のヒーローたちがそれぞれの能力をフルに行かしてのアクションは圧巻だ。スパイダーマンとアントマンは若干コメディ的な配置にされているのも、いつもの「クスリと笑えるポイント」を残す、このシリーズの良さだろう。もちろんスタン・リー氏も最後の方にちょい役でちゃんと出ている。

アクションは冒頭のブラック・ウイドウことナターシャの部分からシッカリと迫力ある映像が描かれている点でも、いきなりストーリーに釘付けにされる。ウチのテレビが4倍速のせいなのか、それとも映画館がフレームレートを落としているのか分からないが、微妙に滑らかさを欠く映像は、逆にアクションの迫力に繋がることを初めて感じた映画でもある。もちろん、IMAXの大画面、大音響の恩恵も忘れてはならない。

 

また、細かいところでは「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー」でスティーブの隣人であり、実はS.H.I.E.L.D.のエージェントであるケイトが、「ファースト・アベンジャー」のペギーの姪であることも明かされる。これは原作でもそういう設定のようだが、「ウインター・ソルジャー」では明かされなかった。

新たなヒーローとして出てきた「ブラック・パンサー」、今回のヒーロー問題の発端となった「ソコヴィア協定」の意味、そして本当の敵であるジーモもそれぞれソコヴィアを舞台とした「ウインター・ソルジャー」から見事に繋がっている。

 

ただ、難があるとすれば、スパイダーマンの配役がまた変更になる上に、妙に子供であることだろうか。これは個人的に感じたことなので、他の方はしっくりくるのかも知れないが、一人だけ子供が交じっている違和感がある。

マーベル作品のほとんどが、エンドロールの後にもうワンシーンがある。よくエンドロールが始まってしまったらそそくさと帰る人もいるが、やっぱり映画はエンドロールも含めて最後まで観ることにも楽しみがあるのだと思う。ちなみに今回は、最後のシーンは新しいスパイダーマンの予告っぽいシーンで終わる。

 

タイトルにも書いたし何度も言うが、個人的に「キャプテン・アメリカにハズレ無し!」は無事に今回も継続できたのではないだろうか。映画を見終わった後も全体のストーリーのまとまり、アクションの素晴らしさが残る、実に面白い映画だった。

 

追記

細かいストーリーはWikiなど他のサイトにもあるので、それを参考にすると良いかもです。