昨夜は夜中に眠れず。そのうちにシャックリが出てきた。自分で考えた止める方法があってすぐに止まったのだけれど、それはまた詳細を別のエントリーで書いてみよう。
さて、今日は椅子・・というかクッションの話。普段使っているOAチェアの座面がヘタってきた。いやぁ、安物はダメだね。クッション部が薄くなってしまって、底の固い面がお尻に当たって痛い。丁度、座面の中心部分、指先のところが触ると椅子のフレームに当たる。これじゃ痛いわけだ。
しばらくは我慢できていても、すぐに痛くなってくる。30分ももたないだろう。そうするとお尻の位置を変えてモゾモゾ。仕方がないのでタオルを裁たんで敷いたりしていたんだけど、やっぱりダメ。仕方がないのでクッションを買うことにした。
通販サイトで色々と見ると実に種類がある。単なる座面のクッションから、骨盤の形状に合わせた低反発のもの、値段も千円程度のものから果ては数万円もするようなものもある。低反発のが良いかなと思ったけれど、意外に高かったり、安い物はすぐにヘタって使い物にならないとか。まあ、ある程度消耗品だし、安い物でも良いかなぁ・・と思っていたら以下の商品を発見。お値段、1,500円以下。(^_^;)
これ、座面の後ろが高くなっていて、強制的に背筋が伸びるようになるらしい。なるほどと思って、タオルを似たような形状に降り畳んでみると、なるほど、確かに伸びる。面白そうだと思ったのと、値段も安いので試しに買ってみた。とにかく急を要するものだし、イチイチ家具屋に見に行く時間もない。どうせ消耗品だしという考えもある。
説明書きを見るとこんなことらしい。実はこの商品には丸形もあるのだけれど、男性だと少し小さいだろう。男性でも大柄な人にはあまり向かないと思う。
で、座っている状態がこんな感じ。
低反発だけど思ったよりもコシがある。シッカリと掴んでみないと低反発な素材であることを感じ無い。低反発という意味では固めで、普通のクッションに近いと感じた。さて、実際に座ってみると・・あれ？スッポリとお尻が嵌まる。サイズ的にも偶然、丁度良い。
謳い文句通り、後ろの部分が厚くなっていて、背筋がシャンと伸びる。というか、そうしないとシックリと座れない感じの作りになっている。これは簡単なことなのによく思いついたなぁ・・と少し感心。中心に穴が開いていて、真ん中が薄めになっていることも影響しているのだろう。両脇も適度にボリュームがあるので、お尻を包み込むような安定感がある。
結局、3時間ほど使ってみたが、今までよりも疲れ方が明らかに違う。お尻をズラさなくても痛みもない。それでいて背筋はシッカリと伸びる。新品なせいもあってか背筋はしっかりと伸びる。いやー、これ、良いかも。
これを使ってみて、問題は2つある。
一つは当たり前だが座面が少し高くなったことで相対的にキーボードの位置が下がったこと。これはこの製品の問題じゃない。僕は元々キーボードの位置を高めで使うので、OAチェアはいつも一番低い設定で使っている。それでも安物のPCデスクだとキーボードの位置は低すぎる。それが更に低くなった。数cmの違いだけれど、使ってみると意外に違う。これだとせっかく背筋が伸びているのにキーボードの上に指を置くと、微妙に前屈みになる。改めて、姿勢にはキーボードの位置を含めた高さのセッティングが絶対に必要だと感じた。仕方がないので、キーボードの下に厚めの雑紙を引くことでとりあえず対処してみた。これで位置を調整したら、シッカリとしたものを買おう。
二つ目はやっぱりヘタりの心配だ。どこのサイトを読んでも低反発を使ったクッションにはヘタりがあると書いてあるし、実際に枕などでも同様の経験がある。でもまあ、これは1,500円もしないのである。半年、いや、3ヶ月も使えれば御の字かも。消耗品だと割り切れる価格設定でもあると思う。
ということで丸一日、約6時間ほど使ってみたが、実に快適。普通のクッションだと最初は良くても一時間もしたらお尻が痛くなったのがまったく無い。加えて背筋はシッカリと伸び、それでいて窮屈さも無理している感じもない。いやぁ、良い買い物だったかも。
通販サイトにはほとんどレビューらしきものが無かったので、少し心配していたのだけれど、買ってみて良かった。早速、仕事場のチェア用にもう一つ買ってみた。座っている時間は自宅の比じゃない。もちろん、本格的？なものも含めて、別の機会にデパート等でも別の商品を試してみようとは思っているが。
とりあえずたった一日の使用でのレビューだけれど、割とお勧めだったので紹介してみることにした。気になる方は試してみると良いかも。ただ、体重100kgを超える家人が使うとぺしゃんこになってあまり意味ないかも・・と感じたことを付け加えておく。(^_^;)
