読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

日常生活で思うこと、電子ガジェット、オーディオ、映画、小説を紹介するサイトです。

サブウーファーの設置位置の実験を経て

良く晴れた清々しい朝・・と思うより先に「花粉、たくさん舞ってそう。(´Д`)」と先に考えるのがこの季節の嫌なところ。メガネが曇るのがイヤで、先日友人に勧められたマスクを使う時が来たようだ。

 

さて、先日、吸音材を作って貼ってテストした時にあることに気が付いた。低域の音が場所によって全然聞こえ方が違うのだ。色々とネットを探してみると、それは普通なことでやっぱり自分で場所を細かく変えて試してみる必要があることが分かった。 

dfly1.seesaa.net

 

オーディオ講座 セッティング スピーカーの位置決め

http://ask2010.web.fc2.com/ask_parts/setting_ichigime.htm

ウチの場合はサブウーファーの設置の仕方が悪いのか、それと同時にあまり高級なものではないせいか、クロスオーバーを高めに設定するとブーミーな音を出す。なので現状では60Hzと低めに設定してあるので、所謂「低域」のほとんどはフロントスピーカーが担っていると思える。

ただ、サブウーファーが有ると無いとでは映画を観ていると大違いで、場面を包み込むような環境音?みたいなものに必須なのが良く分かる。派手な爆発シーンでも確かにフロントがメインで鳴っているのだけれど、それを上手く広げて空間に染み渡らせているような役割があるのではないだろうか。僕の感じ方だとそんな感じである。シロウトなので色々とごめんなさい。

まずは現状で這い回ってみる

とにかく自分で聴き回ってみないとどうしようもないと結論づけ、まずは現状で床を這い回ってみた。最初は試験用の周波数を30Hzに設定したが、悲しいことにその周波数は僕の耳には既にほぼ聞きとれない。それに30Hzが妥当なのかも微妙な気がした。なのでジェネレーターを60Hzにした状態でフロントをオフにし、サブウーファーのみを鳴らして比べてみたのが下の図だ。

f:id:rei1963:20160301123936j:plain

正直に言えば、ビックリするくらい違う。いや、今まで気付かなかったのが情けないというかなんというか・・。

ということで配置を変えてみることにした。

スピーカーの再配置

まずは最初に図を見てもらった方が分かり易いだろう。

f:id:rei1963:20160301123953j:plain

サブウーファーのマニュアルをちゃんと見ると「フロントの外側に」と書いてある。以前にネットで検索していた時には「フロントの内側に」とあったので素直?にそうしてたのだが、一概にそうでもないらしい。そうそう、機種はYAMAHA NS-SW210。安物である。(´Д`)

それでも細かく細かく向きを変えたり位置や距離を変えた結果、この部屋だとこれが限界かなと思えるところで妥協した。そう、妥協してこの状態なのである。

よく考えると、低周波だと波長が長いわけだからピークは意外にもっと遠くじゃないのかな?と考えてネットを検索してみたら、以下のサイトを発見。

小原 由夫の Sight and Sound | ECLIPSE Home Audio Systems

http://www.userlist-eclipse-td.com/sightandsound/vol32.html

なるほど。やっぱりそうなのか。ってことは60Hzだと約5.7m。もっと離さないとダメなのか。そうなると60Hzにクロスオーバーを持ってきているのも良いのかに疑問を感じてくる。

実は、家の構造としてソファの後ろには本当は引き戸の襖があった。部屋を広く感じたいという理由で襖を取っ払い、ガーゼのように薄い暖簾がかかっている。マッサージチェアが後ろにずれ込んでいるのはそのせいだ。

で、そこは寝室になっていてベッドがある。計算上だと、そのベッドの上がサブウーファーのピークとなる。うーん、これは現実的じゃない。

その結果が上の図なのである。フロントスピーカーも鳴らしてバランスも考え、この状態で最も良い感じに鳴る。

で、この状態でフロントをオンにして音楽を鳴らすと違和感が出てきた。なんか他の周波数帯にも影響が出るのか、ボーカルが微妙に左に寄ってるし、声の距離感が近くなった。うーん、やっぱりサブウーファーの位置だけ考慮して置き直すのはダメなのが分かる。あれこれやっているウチに、ほんの数センチの変化や角度で音が凄く変わるのが分かる。そのうちに混乱してきて、とうとうAVアンプの自動補正機能を使ってみることに。あまりに色々と試しているウチに自分の耳に確証が持てなくなったのだ。

結果、やはり自動補正機能は優秀なのが良く分かる。これだけでボーカルが真ん中に定位するようになった。クロスオーバーは意に反して120Hzに自動設定された。試験的に7.1chの映画も観てみるが・・うーん、こっちの方が良い。空間を満たす音の密度が高くなったような感じがする。不思議と以前よりもフロントスピーカーの存在感が増していて、爆発シーンなどでも以前のような「詰まったような音の違和感」がない。全体のサラウンドの繋がりも良い。悔しいけれど、なんか自分の耳が「負けた」感じ。

ただ、聴き込んでいると映画は良くてもフロントだけで音楽を聴くと前の方が好みだったかな・・と思えたり、クロスオーバーが変更になったことでもう少し高い周波数でもサブウーファーの実験が必要だと思える。つまり、まだまだ位置決めを含めて再考の余地はありそうで、これでしばらく使いつつ、これからも色々と試してみようと思う。

総合的な感想みたいな

今回感じたのはやっぱり音響のために部屋まで改造する人の気持ちも分かったし、本当に普通の家だと設置の際に微妙な位置や向きでこんなに代わるものかと驚いた。

よく考えれば当たり前の話しで普通の自宅には色々と反射するものがある。鳴らす周波数も違う。かといってそれによってスピーカーの位置を頻繁に変えるわけにもいかない。奥が深いね。

まあ、お金が掛けられないのだから、逆に工夫して少しでも良くしようってのが狙いでもあるのだから、こういう作業や検証実験は実は好きだったりするんだが。ただ、会社でも他の分野で似たようなことをやっているので、流石に仕事だったらイヤだなぁ・・と思うのであった。