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南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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子供の頃のワクワクを(映画『ジュブナイル』)

映画

本日のエントリー内容とは全然関係ないんだが、色々なカスタムIEMを持てる経済力って魅力だよなぁ・・。 やっぱりカスタムって自分の耳に合わせてみないと分からないし。大物ブロガーとかだったらメーカーが「試してみて下さい」ってのもあるのかも知れないけど、同時に「提灯で」と言われたらイヤだし。まあ、仕事関係では会社の知名度で「試してみて下さい」ってのがそれなりにあったけど、そこももうすぐ辞めるし。

そう言えば「JH 13v2」が発表されて、フラット好きな俺にはとても興味をそそられてる。まだレビューらしきものが見当たらないが、もう少し「待ち」なんだろうな。

www.jhaudio.com

すみません、愚痴でした。

 

さて、先日の「河童」に触発され、昔懐かしい「ジュブナイル」を観てみた。

f:id:rei1963:20160219071309j:image

これも所謂「タイムリープ」ものであるのだけれど、当時の・・いや、今もかな。VFX技術的には劣る日本が作った作品としては、割とVFXが良くできた映画だと言う認識と、子供の頃にワクワクする要素、「タイムマシン」「ロボット」「異星人の襲来」「夏休み」とキーワードの詰まった映画である。公開は2000年である。当時の僕(37歳)よりはもっと少年少女向けだろうとは思う。

 

ちなみに「ジュブナイル」とは英語で、意味としては「子供らしい」「少年期の」「少年少女の」とか、「ティーンエイジヤーを対象とした小説ジャンルの一種」であるとされるが、ここではその両方の意味があるだろう。

もちろん当時にはその意味は知らなかったけれど、「ジュブナイル」の語感も良いし、様々な意味で話題となった作品である。

 

eiga.com

 

ストーリーはごくシンプル、海水を奪いに来た異星人の襲来に迫り来る地球滅亡の危機。それを少年たちと「変人」で街で通っている「天才科学者(香取慎吾)」が救う話しである。今となっては平凡であるし、映画そのものもどちらかと言えばB級なイメージは拭えないが、それは僕がこの年齢で観ているからだろう。当時の小学生からしたらB級とは言えないだろうし、予算的な問題のある日本制作だと言うことを考えたらA級でも良いだろう。そもそもターゲットは僕の年齢ではないのだから。

それでも当時の日本のVFX技術としては卓越したものだったのだろうことは想像できるリアリティは充分にある。

映画としては非常にシンプルなのだけれど、当時では絶大な人気を誇ったSMAPの香取慎吾が出たことでも話題になった作品だが、この映画ではやはり、ロボット「テトラ」の存在だろう。

 

ひとことで表せば「カワイイ」だろうな。昨今では「カワイイ」の意味もだいぶ変化したが(オッサンに向かっても「カワイイ」と言うことがあるし)、今見てもやっぱりテトラはカワイイ。

 

この映画ではいくつか興味深いというか、意外な人が出ていたりもする。香取慎吾はともかく、今でも活躍している子供の頃の鈴木杏、酒井美紀、遠藤雄弥などが少年役として出演している。

もう一つ、「ドラえもん」のファンが二次創作したエンディングを見たことがある人はいるだろうか?この有名になった感動的な二次創作は、「ジュブナイル」から刺激を受けたものではないかと思える。

追記 2016/09/01

コメントをいただきましてありがとうございます。これは「ジュブナイル」が「ドラえもん」の二次創作から影響を受けたとのことです。

gamy.jp

このストーリーは泣ける。少なくとも「ドラえもん」ファンであった人には泣けるエンディングであろう。

 

映画そのものは公開された2000年が舞台となっている。確かに劇中には当時には既にあった「Paldio」が出ている。NTTパーソナルが事業を開始したのは1994年。時代的には合っているのだろうが、街の風景というか、雰囲気はそれよりももっと前に感じる。僕の育った故郷は結構な田舎町で、しかもこの映画と同じ海街である。それでも映画の背景映像はもう少し古い・・そう、僕の子供の頃(1963年)を感じさせるのある。

おそらく一つは香取慎吾演じる天才科学者がやっている「坂本ラヂオ會社」が、その字体と共に左書きになっている要因が大きい。

現に、Paldioもそうだし街を走る車や自動販売機などはもう少し新しい時代のものだ。

ただ、僕の年代には「坂本ラヂオ會社」の看板はいかにも懐かしいのである。

 

この映画は子供向けSF娯楽作品としては王道だろう。ここで表現されるテーマは端的に「夢を諦めるな」であると感じる。

ただ、「夢を諦めるな」とネットやテレビなどで言う人は、大抵、夢が叶った人達である。個人的にはとても大切な言葉であるとは思うが、多くの困難が伴うことであるし、ほとんどの人の夢は叶わないものであろう。

しかし、こういう映画を観て「困難の先に結実した結果」を見せられれば、やはり良い刺激になる。特に子供にはそうだと思う。

 

脱線気味かもしれないのだけれど、その「子供たちの夢」を叶えるためにも、大人は今の世の中をもっと良くしていく使命がある・・そんなことを感じる映画でもあった。