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南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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心臓に悪い映画だよ、これ(映画「Xミッション」)

久し振りの レイトショーで「Xミッション」を観てきた。いやぁ、夜に外出するのは大変だね。終わってお風呂に入ったらこんな時間だし。

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さて、個人的な結論から言うと、「映画」としての雰囲気は味わえない。ただただ心臓に悪い映画だった。

 

 ストーリーとしては、エクストリームスポーツを楽しんでいる最中に友人を亡くし、その後その運動能力とエクストリームスポーツの知識を使った「なりたてFBI捜査官」のお話。エクストリームスポーツには「伝説の8つのミッション」があり、そのミッションのクリアと共に犯罪を犯す。その理由は「地球を守るため」らしい。なりたてFBI捜査官は犯人グループを潜入捜査で追いつつ、自分も8つのミッションにチャレンジする。ちなみに「ハートブルー」のリメイクらしいが、僕はまだ観ていないので後で観てみることにしよう。原題の「Point Break」はサーフィン用語で波が地形とうねりにより、規則的に左右に「ブレイク」することのようだ。

 

さてこの映画。「CGを一切使っていません」と言っているが、それだと人が死んでることになる。つまり、「アクション部分においてはCGを一切使っていません」が正解だろうが、まあ、そこは割とどうでも良い。実際にそのアクションは大変困難であることは想像が付くし、そのためにスタントマンの命の防御として事故で人が死んでしまうシーンのCGは普通に使っているだろう。

逆に言えば、スタント自体は本物でそこは迫力がある。だが「楽しくない」。何と言うか・・「死を見せられている不快感」が残る。普通に映画にたくさん出てくる「作り物の死」ではなく、現実感の伴う「死」だ。人によってはこのアクションシーンが魅力なのは分かる。確かに大迫力だし、それが如何に困難なことかは素人目でも分かる。経験のある人ならもっと分かるだろう。普通にやっても困難な技術に「命の危険」を併せることで更なるインパクトがある。でもやっぱり僕には「ハラハラドキドキ」というよりも、上記に書いたような気分になるんだよなぁ・・。

 

それから、ストーリー自体は見始めてすぐにあまりのチープさに意識から外れてしまう。そもそもそういう映画じゃないんだろうが、アクションに重点をおき過ぎれば自ずとストーリーは「余計なもの」になってしまう。いらないシーンだと感じてしまうのだ。

それに「地球を守る」ためだったら犯罪を犯しても良いのか?イカンだろ。まあ、今の人類が地球を食いつぶしている感覚は分かるけれど、動機付けとしてはどうも納得がいかない。

 

エクストリームスポーツについてもちょっとだけ。こうやって見ると、様々な種類があるね。

www.extreme-sports.jp

 

更にネットで調べていくと、こんな撮影秘話もあった。興味のある方は自分でも調べてみると良いだろう。

www.cinematopics.com

 

演技陣もそもそも演技をする場面があまり無いという感じ。「ディパーテッド」や「ノア 約束の船」に出ていたレイ・ウィンストンくらいじゃないかな。演技らしい演技は。

後は自然の美を観るという意味では興味深かった。あの海や山のシーンは本物なのかな?素晴らしく美しく、壮大だ。ちょっと観ることのできない映像だと思う。

 

ということで、個人的には今二つくらいの映画でした。全然違う映画だけど、なんとなく「YAMAKASI」を思い出す作品でもあったかな。

 

追記 2016/02/22

前作の「ハートブルー」を観たけど、別物だね。やっぱりこっちの方がずっと良い。