南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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頸動脈エコー検査を受けてきた

僕は「先生」と言う呼び方が嫌い。何と言うか強制的に言わされている感があるから。「先生と呼べ!」と言われているわけじゃないが、本来、「先生」の意味はご存じの通り、「教師・医者など、学識のある、指導的立場にある人。また、そういう人、自分が師事する人に対する敬称。」ということだけれど、個人的には自分自身が尊敬できるだけの度量がある人に対して「先生」と使いたい。だから学校の先生は「教師」病院の先生は「医師、主治医」、弁護士は「○○さん」、政治家に知り合いはいないがたぶん「○○さん」。もちろん、尊敬できる人なら「○○先生」。そんな中で僕の主治医は「先生」と呼べる数少ない人だ。まあ、この辺はいつか書くこともあるかも知れないが。

 

さて、本題。

その先生に言われて頸動脈エコー検査を受けてきた。ここ数年。血液検査結果のHDLが下がり続け、とうとう30を切り、中性脂肪が増え続けて250を超えている。コレステロール値はそれほど高くないのだが、毎回人間ドック(会社指定の別の病院で受診)のたびに数値を指摘され、降圧剤を服用していることからも専門医を受診するようにと指摘されている。

で、先生も、流石にそろそろ年齢も年齢だし頸動脈エコーとってみようぜ?となったわけである。ちなみに先生は僕よりも一つ年上。僕は太り気味だが先生は痩せ形。それでも先生個人の検査結果は「イマイチなんだよね〜」らしい。逆に言えば体型だけでは判断の材料にならない。

 

「エコー検査」というと受けたことがある人は多いと思う。人間ドックの検査項目には必ず「腹部エコー」入っているだろう。腎臓とか肝臓とか診るアレである。ゼリーを塗ってスキャナーをグリグリして超音波で内臓壁の様子を見るやつである。

medical-checkup.info

 

で、僕の場合は血液検査の結果から動脈硬化が疑われるわけだ。動脈硬化が進むと心筋梗塞脳梗塞くも膜下出血など命に関わるケースが出てくる。ある程度高齢になれば進行しやすいし、僕のように太り気味だと余計に動脈硬化になりやすい。怖いのは下記のページにも紹介があるが、前兆がなくいきなり死亡に及ぶケースがあることから「沈黙の殺人者」と言われる点だろう。

まあ、あまり良いことじゃないが、毎日快調に過ごし、ある日いきなり痛みもなくポックリ逝くのが良いなと言うことは良く聞くことではある。しかし、人は独りではないのである。周囲との関わりや社会との関わりを考えれば健康に気を付けることは社会に参加するものの義務でもあると思う。

 

www.domyaku.net

 

さて、肝心の結果だが、結果は「シロ」。というか問題は無かった。先生によれば「すっげーキレイ。オレよりよっぽどキレイ。血液検査結果が悪いくせに。」。だそうだ。優秀で情熱のある、僕が尊敬する医師だが、口が悪いのである。(^_^;)

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と言うことで一安心。ただ、血液検査結果は悪いわけで、食事に気を付けること、足が悪いことはあるのでそれを考慮して、できる限り運動を心掛けることは続けるようにと付け足された。

先ほどの「社会に参加するものの義務」には当然、家族に対する義務も含んでいる。みなさんも定期的な検査、検査結果を受けた精密検査は軽く考えず速やかに受けよう。それが周囲を含む自分自身の安心にも通じるし、何より生活の「質」を上げることにも貢献する。

人生は幸せであるべき・・と思うが、そのために健康は大切なことなのである。