南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

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STAR WARS フォースの覚醒(ネタバレ無し)

やっと家に着いたのでエントリーを起こしてみる。最初はネタバレで書こうかなと思ったのだけれど、観てしばらく考えてネタバレ無しで書くことにした。最初から様々なことが分かっていたら、特にこの映画は面白さが半減すると思うから。まあ、既に色々と想像はできているだろうけれど。

 

まずは劇場選び。先日、下記のサイトの記事を書いたような記憶があるが・・定かではない。

buzz-plus.com

 

ウチは悩んだけれど、まさか大阪まで行くのは大変。でも成田までなら行けるかなということで、成田を選んだ。巨大スクリーンとの話しだったのだけれど、縦が若干長いと感じるくらいで、普段よく行っているIMAXシアターとあまり変わらない感じ。ただ、音響は割と差があった。IMAXの宣伝で、飛行機が飛び立つシーンがあるがあそこの迫力が結構違う。まあ、映画が始まってしまえばそんなことに気を取られることは無いのだけれど。

 

さて、観終わった直後に書いたエントリーの通りなのだけれど、やっぱりこの映画は最初に予習が必要だ。例えば話題だからといきなり行ったら訳の分からないつまらない映画に見えてしまうだろう。実際、ネットは賛否両論で、その辺が影響していると思う。

僕は1963年生まれなので、最初の「STAR WARS 新たなる希望(これは後から追加された副題らしい)」から劇場で観ている。家にもDVDのセットを買って、その後にBDのセットが出たので買い直して何度も観ている。ちょっと脱線するけれど、BD版のエピソード6の最後のシーンがヘイデン・クリステンセンになってるのはちょっといただけないと今でも思っているが。

 

そこまで観ていれば、今回の映画に込められた背景などがよく理解できる。正直、戦闘の場面、ソロの登場、最後のシーンなどはシビれた。この物語は壮大なサーガ、大河ドラマみたいなものだろう。延々と語り継がれる作品なのだ。だからこそ全体を通して観て欲しいなと思うし、そうしないと理解できない。実際に、僕が観ていた前の席の若者から「意味が分からない」とか「こりゃ4,5,6を見直さないとダメだね」とかの会話が聞こえた。

 

CGも随分進化していて、リアリティがあるのは勿論なのだけれど、今回の面白さは前作からの歴史を背景に、新しい物語に繋がるところに焦点がある。いくつか解明された謎、新たなる敵、そして残された謎。実に次回作が楽しみである。映画に引き込まれてCGがどうのこうのなんて微塵も感じ無かったのは久し振りだ。

 

でもまあ、今一つな点もいくつかある。敵の親玉とかキャスティングとか・・って書くとネタバレになるのでこれ以上は書かないけれど。

 

「STAR WARS」は一種のお祭り騒ぎでもある。次回作がいつなのか知らないけれど、毎年この時期くらいに上映してくれればそれを楽しみにできると言うものだ。特に今回のエピソードVIIは素晴らしかった。