南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

Cayin N5が発売されるらしいね

iOS9へのアップデートがおそらく深夜にあるわけだけど、明日にしようか今夜のうちにやってしまおうか思案中。アップデート類には基本的にセキュリティ脆弱性への対応があるわけで、早めにやるのが良いのだけれど常用しているアプリが動かないと困る・・ということもあって思案中。まあ、明日の夜かな。それまでネットで情報収集しましょ。
 
先日のエントリでもポータブル環境を悩んでるってのを書いたけれど、「Cayin N5」が発売されるらしいね。うーん、聴いてみたい。
 
 
実は先日の日曜日にまだ未聴のPAW5000を試聴してきた。ついでに比較でX3 2ndとX5 2ndも。自分が狙っている価格帯はその辺なので、もっと高価なものは聴いてないんだけどね。自分のお小遣いとか考えると毎年次々に新しいものが出てくる製品類にかけられるお金はこのくらいってところなんだ。
 
んで、PAW5000の感想。環境は単体で持ちたいという要求条件なので、普段使いのCW-L15を直差し。それに手持ちのmicroSDに普段聴いている曲で、リファレンスとして使っているMP3 320kbps、ハイレゾの数曲を入れてきた。
 
一聴して「ありゃ、想像と違う。」だった。ウォーム系だけど高精細だといういくつかの試聴レビューを見ていたんだけど、そういう感じじゃない。既にお持ちの方々には申し訳ないが、薄めのボヤけた音という印象だった。特に音場も広くなくて、複数の曲で試そうと思ったけれど1曲だけで止めてしまった。これ、単体ではやっぱり無理なのか、それともバランスにしてこそ真価を発揮するのか、もっと高価な多ドラのイヤホンとかヘッドホンでないとダメのか、理由は分からないけれど僕が好きな音じゃない。逆に言えば、好きな音じゃないから悪いってわけじゃないんだけど、もっとこう・・なんつーの?「豊潤」?みたいな音を想像していたんだけど。
ということで購入候補からはアッサリと外れた。
 
次にもう何度も聴いているんだけどXシリーズ。
再度書くけれど、単体で持ち歩きたいってことでアンプを通さずに聴いてみる。一聴して今の環境よりも解像度が落ちて低音が増えた。ある意味濃厚で好きな人は多いかも。乱暴に僕の好みで順番を付けると、
 
X1(ラインアウト) + BH2  >  X3 2nd  ≧  X5 2nd  >  X1単体  ≧  PAW5000
 
って感じ。これ、やっぱり僕自身がスッキリ系の音が好きなせいなのかなぁ・・。耳が単にそれに慣れているっていう要素がとても大きいのは理解しているけれど、X1単体だとスッキリし過ぎていて薄っぺらい。そもそもL15自体がそれほどスッキリ系じゃないし、フラットだからってこともあるのかなと考えたり。でもシャリつくのは苦手だし、低音がドカドカするのは疲れるし濁って聴こえちゃう。
参考までにX3とX5をラインアウトに出してBH2を付けてもみたけど、解像度云々よりも低音が多過ぎてダメ。これも耳の慣れなんだろうなぁ。そう思うと買ってみて一ヶ月聴き続けてみるとかできると良いんだけどな。試聴じゃやっぱり断言はできないね。
 
ということであれこれ考えると、やっぱり自分が今まで聴いてきた音の傾向に似た上で少し刺激が足されてるってのが「良い音」って感じるんじゃないかな・・と。バイアスがかかるってことだね。そうやって考えるとイヤホンのエージングなんかにも納得がいくわけだし。と言うことで、まあ、しばらく見送り。
 
正直なところ、PAW5000が良かったらN5を聴く前にその場で買っちゃおうか?と考えていたので、微妙に落胆して帰路につく。で、今日の発表を見て「そういえばN5も候補なんだよなぁ・・」と気を取り直したところ。それに12月にポタフェスもあったハズだし。まだまだ決めるのには時期尚早なんだろうね。
 
若干蛇足だけれど、どうして予算が限られているのにここまでこだわるのかって言うのは、やっぱり良い音で聴きたいってのもあるけれど、電車内のストレス防止のためでもあるから。以前のエントリにも書いたけれど、優先席は本当にストレス満載で、結局それが要因になって体調も同時に崩していると主治医に判断されている。少しでもストレスを減らすことと、かけられるコストで最大限の効果を得たいってところなんだよね。カスタムなら耳への負担がとても少なくて良いし、小さいボリュームでも十分に楽しめる。疲れる音はストレスだし。まあ、なんとなく理由が微妙な気もするから、だったら今のままで良いじゃんとも思うんだけどさ。正直に言えば、それに物欲が加わって買う理由を付けようとしているのかも知れないけどね。
 
発売日も近いし、店頭に並んだらまた試聴しに行ってみようかなと思う。でも・・ちょっと大きいかな?って気もしないでもない。