南瓜の馬車 〜いいわけでも許して〜

猫とガジェットと映画と小説の毎日です。

しばらく経ってみて

猫を飼い始めて一ヶ月。元々実家にいる時には小さい頃からいつも猫がいたので、それほど大変じゃないと思っていたけど、これが中々大変。今頃になって母親の苦労を実感している。今日はその日常をちょっとメモしておく。

【トイレ】
毎朝、僕が起きて一番先にするのは猫のトイレの片付け。ほぼ必ずウンチがしてあるから。臭いには別に不快は無いけれども、ご飯の世話やら何やらで毎日のスケジュールが結構変わっている。トイレは一日二回する。子猫だからなのかな?なので会社から帰宅してもまずするのはトイレの片付け。これは猫の健康状態を知るのにも役立っているわけなので、しっかりと観察もしている。今の所は問題がないみたい。

【ご飯】
僕も息子も日中は仕事をしている関係で、食事は朝夕の二回。今はカリカリとササミをレンジでチンしたものをほぐしてあげている。どうも好みの移り変わりが激しいようで、わずか一ヶ月の間にカリカリは二種類の変更、最初にあげていた猫用のツナ缶はあっという間に食べなくなってしまった。最初はガッツイて食べてたのに。今のカリカリはAmazonで買った子猫用のものだけれども、これもいつ飽きられるか気が気でない。

【躾】
どうやらウチの子はお利口さんらしくて、人間の食事時の鳴き声も数回叱ったら(もちろん殴らないで少し大きめの声でダメだと言うくらい)治まった。トイレの粗相も無いし。家具や壁をボロボロにしたりしない。これは結構助かってる。また、遊ぶ時に手とジャレるんだけども、爪もあまり出さず、噛むのも手加減している感じが分かる。それでも僕の手はボロボロなので爪は切った。そうそう、爪を切る時にも大人しく切らせてくれたし、肉球を触ったりしても全然嫌がらない。

【遊ぶ】
どんな風にして遊んであげたら良いのか分からないんだけど、たまに手にジャレついて来た時に相手をしている。だいたい30分くらい。それで満足なのか分からないから、徐々に情報収集したいと思う。

【大運動会】
たまに寝る間際に大運動会をして困る。部屋中を走り回り。イスに登ったりオモチャのネズミで遊んだり。いくら子猫でも下の階の迷惑にならないものかとヒヤヒヤしている。困るのが、これが中々治まらないこと。僕と息子が寝る時間になっても止めてくれない時には、仕方がないので寝室のドアを閉め、リビングに独りにすると暫く鳴いている。可哀想になるので10分くらいして寝室に入れてあげると、また大運動会(涙)。今の一番の問題はコレ。もう暫くすると慣れて治まってくれるのかと期待しているけれども、僕や息子が不在の時にはきっと独りで寝ているだろうから、夜くらい騒ぎたいのも分かるので悩んでいる。なにせまだ子供なんだから。

【耳たぶ】
もう授乳期は過ぎていると思うのだけれども、僕や息子が横になっているとすぐに耳たぶを吸いにくる。別に痛くはないけど、僕の耳たぶは少し赤くなっているし、寝ている時にこれをされると起きちゃう。もう少し大人になると治まるのかなと期待してる。カワイイ仕草なんだけどね。

【癒し】
一緒にいると実に癒される。よく懐いているのもあるし、触っても嫌がらないのが良い。ただ、たまにそれを遊びと勘違いする時もあるけど。僕は永らく鬱病を患っていたんだけど、その時に子猫と会ってたら違ってたかもなと思う。まあ、病気のせいで世話が出来たかどうか分からないから一概に言えないけど。

【心配事】
今の一番の心配はやっぱり猫の病気。色々なサイトを見ていると病気の報告があったりして心配している。実家の猫達は幸いにしてどれも長寿だったので、実際にどのくらいの割合で病気に患るのか分からないけれど、やっぱり心配。とりあえず今月末の二回目のワクチン接種と数ヶ月後の避妊手術をするけれども、他にも色々と気を付けないといけなのだろうなと思っている。最近はネットに色々と情報があるので、その点は非常に助かっている。

【総じて】
やっぱり飼って良かったと思う。一緒に暮らすのは本当に色々と大変なのは実感しているけれども、それを上回る幸せを与えてくれていると日々感じる。この子が存命なうちに僕は定年退職を迎えるだろうし、場合によってはこれが最後の飼い猫かなと思っている。この子を幸せにしてあげないとな・・これが今の率直な心情である。